和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月16日(土)

高速PAで野菜など販売 南部高校の食と農園科

南部高校食と農園科の生徒らが野菜などを販売し、学校をPRした(和歌山県有田川町で)
南部高校食と農園科の生徒らが野菜などを販売し、学校をPRした(和歌山県有田川町で)
 和歌山県みなべ町芝、南部高校食と農園科の生徒らが5日、有田川町の湯浅御坊道路吉備湯浅パーキングエリア(上り線)で産品の販売をし、行楽客らに学校をPRした。

 生徒たちが生産・加工した産品を販売するとともに、特色のある同科や学校を紹介するのが狙い。同科は全国募集枠を設け、広く生徒を募っている。

 この日は同科の生徒や教員の他、流通や販売を学ぶ機会を持ちたいと衣笠中学校(田辺市)の生徒らも参加。パーキングエリアに設けた屋外ブースにキュウリ、ナス、オクラ、ピーマン、枝豆、シシトウといった野菜類、ヒマワリの切り花などを並べ、休憩で立ち寄った利用客らに声をかけた。菓子類、カップに入った「南高アイス」も薦め、ポスターを掲げて学校を紹介した。

 また、現在開発中というアイスクリームを試食してもらい、アンケートで感想を聞いた。

 同科1年の谷本悠郎君は「自分たちで作った産品の販売を通じて、食と農園科を知ってもらえればうれしい」と話した。