和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

2カ所が落札 田辺の未活用市有地

 田辺市は、使っていない市有地を売却するために実施した一般競争入札の結果を明らかにした。対象だった宅地3件のうち、2件が落札された。

 市は、未活用の市有財産について民間への売却を積極的に進めていこうと、そうした施設や土地の現状把握に昨年度から取り組んでいる。

 今回はその一環として、民間の関心が高いと見込まれた宅地3カ所を選定。19日に入札を実施した。

 売却が決まったのは、新万の土地102平方メートル(最低売却価格848万円、落札価格850万円)、芳養松原2丁目の土地145平方メートル(最低売却価格287万円、落札価格288万円)。いずれも1者から応札があった。

 市契約課は「今回は2件が落札に至り、大変ありがたい。今後も使っていない市有財産の売却に向けて、全庁的に取り組んでいきたい」と話している。