和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月25日(月)

3年ぶりUME-1フェスタ開催へ 和歌山県みなべ町

2020年2月のUME―1フェスタは多くの家族連れらでにぎわった(和歌山県みなべ町東本庄で)
2020年2月のUME―1フェスタは多くの家族連れらでにぎわった(和歌山県みなべ町東本庄で)
 日本一の梅産地、和歌山県みなべ町を代表するイベント「UME―1フェスタin梅の里みなべ2023」が、来年2月に3年ぶりに開かれる予定だ。実行委員会が開催に向けて準備している。新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止や規模縮小をすることがあるという。


 イベントのメインは、高校生の料理コンテスト「第7回グルメ甲子園」。計画によると、2月12日午前10時~午後3時に開催する。場所は今年も予定していた、みなべ町清川の元清川中学校。関連イベントとして前日夕方から、同町埴田の国民宿舎紀州路みなべで、コンテストに出場する高校生チームが参加しての交流会を開く。

 イベントの主催は町やJA紀州、みなべ梅対策協議会、町商工会青年部。運営を担う実行委はこのほど会合を開き、開催するかどうかを決めた。事務局の町うめ課によると「2年間開催できておらず、梅の町をアピールするためにも何とか開催したい。他のイベントも中止が続いており、やり方を工夫して町を盛り上げたい」ということで意見がまとまったという。

 グルメ甲子園は、県内外の高校生が、梅を使った料理のアイデアや味を競うイベントで、毎回、多くの家族連れらでにぎわう。来年のテーマは「高校生が考えるうめぇ(梅)料理」。出場者は今秋募集する予定。

 グルメ甲子園以外のイベントは検討中。

 楠谷和弘実行委員長は「今は新型コロナの感染が広がっているが、来年には落ち着いていることを願って清川で再挑戦したい。出場チームや高校生の実行委、地域の皆さんと共に盛り上げ、楽しんでもらえるイベントにしたい」と話している。


■ポスターデザイン募集

 実行委は、全国の高校生を対象にイベントのポスターのデザインを募集している。締め切りは10月21日(当日の消印有効)。

 応募作品のサイズはB3かB3相当の四つ切りサイズの縦型。完成ポスターはB2の縦型になる予定。上部に「UME―1フェスタin梅の里みなべ」の文字を入れ、下部にイベントの情報を記載するために4分1程度のスペースを空ける必要がある。応募点数は1人につき2点まで。デザインはイラスト(手描き、データのいずれも可)、写真のどちらでもよい。

 最優秀賞(1点)に3万円分の全国共通商品券と町特産品(5千円相当)、優秀賞(3点)に町特産品(5千円相当)を贈る。

 応募は、作品の原画、データ制作の場合は作品データを記録したCD―ROM、作品1点につき応募票1枚を、町役場うめ課まで郵送か持参すればよい。宛先は郵便番号645―0002 みなべ町芝742。ホームページでも紹介しており、応募票のダウンロードができる。問い合わせは、うめ課(0739・33・9310)へ。