【動画】鶴保氏、圧勝で5選 参院選和歌山選挙区
参院選和歌山選挙区(改選数1)は、自民現職の鶴保庸介氏(55)が得票率約70%と他候補を圧倒して5選を果たした。当日有権者数は79万6272人。投票率は52・42%で前回を2ポイント上回った。
和歌山選挙区は参院選全体の勝敗を左右する「1人区」。現職の鶴保氏に、新顔4氏が挑む構図となった。鶴保氏は自民、公明の支持層を固め、他候補を寄せ付けなかった。
選挙期間中、鶴保氏は4期24年、元大臣の実績をアピール。加速する県の人口減少問題に触れ「地方の活性化には全国一律の基準を見直すべきだ。今こそ動く時。集大成と位置づける5期目を一緒に戦おう」と呼びかけてきた。
陣営は勝つか負けるかではなく、どのようにして勝つかに焦点を当てて運動を展開した。特に重視したのは得票率。「前回以上、できれば全国トップ」を目標に掲げていた。前回は69・1%だった。
ある陣営関係者は「選挙結果は東京での立ち位置にも影響する。本人はずっと『得票率で良い成績を残そう』と話していた」と明かす。鶴保氏自身も6日、湯浅町での街頭演説で「(東京で)強くものを言える成績を与えてほしい」と訴えていた。
新顔は伸び悩んだ。共産の前久氏(66)は共産以外の支持が広まらなかった。参政党の加藤充也氏(57)、NHK党の遠西愛美氏(37)、新党くにもりの谷口尚大氏(42)も浸透しきれなかった。
和歌山選挙区は参院選全体の勝敗を左右する「1人区」。現職の鶴保氏に、新顔4氏が挑む構図となった。鶴保氏は自民、公明の支持層を固め、他候補を寄せ付けなかった。
選挙期間中、鶴保氏は4期24年、元大臣の実績をアピール。加速する県の人口減少問題に触れ「地方の活性化には全国一律の基準を見直すべきだ。今こそ動く時。集大成と位置づける5期目を一緒に戦おう」と呼びかけてきた。
陣営は勝つか負けるかではなく、どのようにして勝つかに焦点を当てて運動を展開した。特に重視したのは得票率。「前回以上、できれば全国トップ」を目標に掲げていた。前回は69・1%だった。
ある陣営関係者は「選挙結果は東京での立ち位置にも影響する。本人はずっと『得票率で良い成績を残そう』と話していた」と明かす。鶴保氏自身も6日、湯浅町での街頭演説で「(東京で)強くものを言える成績を与えてほしい」と訴えていた。
新顔は伸び悩んだ。共産の前久氏(66)は共産以外の支持が広まらなかった。参政党の加藤充也氏(57)、NHK党の遠西愛美氏(37)、新党くにもりの谷口尚大氏(42)も浸透しきれなかった。