和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

ビニールシート固定を 台風前に停電事故防止呼びかけ

 台風を前に、関西電力送配電和歌山支社は停電事故防止の協力を呼びかけている。

 強風による飛散物が電柱や電線に当たったり、引っかかったりすると停電の原因となるため、台風接近前にテレビのアンテナを固定する、外に置いている物を室内に入れるなどの対策を求めている。農業や家庭菜園をしている人には、ビニールハウスやマルチシートなどの固定を呼びかけている。

 台風通過後、切れて垂れ下がった電線、電柱や電線に巻き付いたビニールシートなどを見かけたら、絶対に近づかないよう注意を呼びかけている。見かけた場合は、関西電力送配電(0800・777・3081、通話料無料)に連絡してほしいという。

 台風に限らず自然災害発生時に避難する時は、ブレーカーを切ってから避難するよう啓発している。

 停電の状況や復旧見込みなどはスマートフォンの無料アプリ「関西停電情報」や、関西電力送配電のホームページで知らせている。