和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

候補者の横顔/参院選・和歌山選挙区(届け出順)(終)/加藤 充也〈かとう あつや〉さん(57)参政党/日本が潤う政治を

加藤 充也
加藤 充也
 「日本は素晴らしい国。世界のリーダーシップを取っていけるようにしたい」と語る。

 10年ほど前までの24年間、メガバンクに勤務した。当初は営業成績が上がらずに苦しんだが、トップセールスマンの本を読んだり、試行錯誤したりする中で、営業成績が1位になったことがある。これらの経験を生かし、書籍を3冊出版した。現在は若手金融関係者向けの研修講師を務めている。

 成績向上の要因は「顧客の立場になり、顧客の家族や周りの人を含めて考えるのが、営業の本質」と気付いたこと。それが「自分と同じように、他人も尊重すべきだ。私にとって最大の他人は日本国民全員であり、残りの人生を政治家として尽くしたい」との考えに行き着いた。

 いまの日本は「米国の顔色をうかがい、政策をのまされる力関係」と思う。例えば、国内の軍需産業を発展させ、米国から購入している防衛関連の装備品を国内で賄えるようにするなど「日本が潤う政治が必要」という。

 大阪府和泉市出身。和歌山の一番の思い出は、高校時代に高野山で合宿したこと。和歌山は、参政党の支部が全国で最初にできた場所でもあり「縁を強く感じる」。