参列者が茅の輪くぐり 本宮大社で夏越の大祓
和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社は6月30日、神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)」を営んだ。約50人の参列者が、神門の前に設けられた直径約2メートルの「茅(ち)の輪」をくぐった。
半年間でたまったけがれをはらい清め、これからの半年を健康に過ごすための儀式。強い日差しが差し込む中、参列者や神職は、左回り、右回り、左回りの順で茅の輪をくぐった。
すさみ町口和深出身で大阪市在住の宮次佳予子さん(41)は、1月に出産した長女の眞央(まひろ)ちゃんらと参列。「この半年は大変だったけれど、とても幸せな毎日だった。これからは、いろいろなことを子どもに経験させてあげたい」と話した。
九鬼家隆宮司(65)は「この神事が『梅雨明け後』になるのは初めてではないか。7月以降の半年も健やかに過ごしてもらえるといい」と話した。
参列者は「形代(かたしろ)」という人の形をした紙に息を吹きかけ、無病息災を祈念した。形代は神職が熊野川に流した後に回収し、たき上げた。「身についたけがれを水に流す」という意味があるという。
半年間でたまったけがれをはらい清め、これからの半年を健康に過ごすための儀式。強い日差しが差し込む中、参列者や神職は、左回り、右回り、左回りの順で茅の輪をくぐった。
すさみ町口和深出身で大阪市在住の宮次佳予子さん(41)は、1月に出産した長女の眞央(まひろ)ちゃんらと参列。「この半年は大変だったけれど、とても幸せな毎日だった。これからは、いろいろなことを子どもに経験させてあげたい」と話した。
九鬼家隆宮司(65)は「この神事が『梅雨明け後』になるのは初めてではないか。7月以降の半年も健やかに過ごしてもらえるといい」と話した。
参列者は「形代(かたしろ)」という人の形をした紙に息を吹きかけ、無病息災を祈念した。形代は神職が熊野川に流した後に回収し、たき上げた。「身についたけがれを水に流す」という意味があるという。