和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

さあ海開き 3年ぶり、田辺市の扇ケ浜海水浴場

海開きで水を掛け合う児童(1日、和歌山県田辺市扇ケ浜で)
海開きで水を掛け合う児童(1日、和歌山県田辺市扇ケ浜で)
 和歌山県田辺市の扇ケ浜海水浴場が1日、海開きを迎えた。コロナ禍で中止が続き、3年ぶりの開設。梅雨明けの青空の下、ビーチに海水浴客の歓声が戻った。

 海開きの式典と安全祈願の神事には、田辺観光協会の原拓生会長や真砂充敏市長らが出席。原会長は「3年ぶりに開設できて本当にうれしい」とあいさつした。

 その後、同市龍神村の咲楽小学校の全校児童26人が初泳ぎ。水しぶきを上げながら海に駆け込んだ。2年生の古田玲菜さん(7)は「海で泳ぐのは初めて。みんなで泳げて楽しい」と笑顔をみせた。

 8月31日までの海開き期間中、ビーチでのヨガなどが楽しめるイベントを企画している。


■すさみ海水浴場開設

 すさみ町は1日、同町周参見にあるすさみ海水浴場を開設した。期間は8月31日まで。新型コロナウイルス感染防止対策のため今年も更衣室は設けない。町里野にある里野海水浴場は今年も開設しない。