和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月21日(土)

田辺の鈴木・泉組が全国へ 和歌山県高校総体ソフトテニス

 和歌山県高校総体のソフトテニス競技がこのほど、日高川町のかわべテニス公園であった。男子個人で田辺3年の鈴木秀章・泉大希組が6位に入り、7月29~8月4日に愛媛県今治市である全国高校総体(インターハイ)に出場する。団体では田辺男子と神島女子が3位に入り、近畿大会の出場権を得た。


 男子個人に250組が参加し、トーナメントで競った。鈴木・泉組は初戦と2回戦をセットカウント4―0でストレート勝ち。3、4回戦はいずれも4―3、5回戦は4―1と勝利を重ねたが、準々決勝は0―4で敗れた。その後、準々決勝で敗れた組同士によるリーグで6位となり、インターハイへの切符を手にした。

 鈴木君は「まさかインターハイに行けるとは思っていなかったのでうれしかった。テスト期間を挟むので、体力面が課題。基礎練習からしっかりやって大会に挑みたい」、泉君は「インターハイは1回でも多く勝てるよう頑張りたい。メンタル面が課題。試合中、気持ちを切らさないようにしたい」と話している。

 団体は男子31校、女子26校が参加し、それぞれトーナメントで競った。紀南勢では男子で田辺、女子では神島が3位(ベスト4)に入った。

 インターハイは団体が男女とも優勝校、個人は男子上位6組、女子上位8組が出場する。近畿大会は7月21~23日、大阪府岸和田市であり、男女とも団体上位8校と個人上位16組が出場する。

 田辺の野田千皓主将は「メンバー同士が力を合わせた結果。近畿大会では各府県の強豪校と試合ができることを楽しみながら、支えてくれた人に感謝し、集大成で締めくくりたい」と喜びを語った。

 神島の米地志織主将は「3年生は近畿大会に出場できるよう1年間練習を頑張ってきた。出場できてうれしい。みんなで力を合わせて頑張りたい」と意気込んでいる。

 団体でベスト4に入ったメンバーは次の皆さん。

 【田辺】野田千皓、線崎立歩、加田篤稀、中本昊希、串野巧光、泉大希、鈴木秀章、小谷拓光

 【神島】米地志織、森岡七海、大高実咲希、岡本愛実、大浦邑佳、金川瑠菜、森本愛梨、田中青葉