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2024年11月22日(金)

岸本氏が立候補表明 無所属で次期和歌山県知事選

次期知事選に立候補する考えを表明する岸本周平氏(23日、和歌山市で)
次期知事選に立候補する考えを表明する岸本周平氏(23日、和歌山市で)
 国民民主党幹事長代行の岸本周平衆院議員(65)=和歌山1区=が23日午後、和歌山市のホテルで記者会見を開き、12月に任期満了を迎える次期知事選に立候補することを明らかにした。現職4期目の仁坂吉伸氏(71)を含め、立候補を表明したのは岸本氏が初めて。

 岸本氏は「古里和歌山は正念場。直接、県民の皆さまに役に立つ仕事をしたい」と述べた。同党の離党届を23日に出し、自民、公明、国民民主、立憲民主、維新などに推薦願を出すことを検討しているという。

 岸本氏は和歌山市出身で、東京大学法学部を卒業後、旧大蔵省(財務省)に入省。2009年に衆院選に初当選し5期目。

■仁坂氏は「6月議会で発表」
 一方、仁坂氏は同日午前の知事定例会見で、記者から知事選への対応を聞かれたが「できれば6月の県議会で発表したいという思いに変わりはない」と明言を避けた。岸本氏の動きについては「どなたが、どういうふうにされるかと、自分がこれから考えなければいけないこととはあまり関係がない。だから、岸本さんがこうしたらからどうですかと言われても意味のある答えはできない」と答えた。