女子野球盛り上げよう 田辺市で「タウン」調印式
和歌山県田辺市と全日本女子野球連盟(東京都)は2日、同市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場で「女子野球タウン」の認定調印式を開いた。本年度から5年間、両者は連携して野球教室や写真展などさまざまな事業に取り組み、女子野球を盛り上げる。
調印式では、ともに熊野詣でにちなんだ平安衣装を着た木村晃和副市長と連盟の山田博子会長が認定書にサインした。木村副市長は「地域資源と女子野球を融合させて新たな価値をつくり出し、女子野球の魅力向上と地域活性化に取り組む」とあいさつ。山田会長は「田辺市から将来、日本代表などで活躍する選手が生まれることを期待している。すてきな未来を築き、一緒に発展しましょう」と述べた。
野球教室もあり、1~3日に田辺スポーツパークで合宿した女子硬式野球の社会人チーム、阪神タイガースWomenの選手19人が講師を務めた。県の中南部で野球をしている女子小中学生40人、田辺地方を拠点とする女子硬式野球チーム、和歌山レジーナの中高校生8人が指導を受けた。
田辺市東陽中学校の軟式野球部で男子と一緒にプレーしている新3年生の小川実祐さん(14)は「とても楽しかった。スイングの仕方をとても丁寧に教えてくれたのが印象に残った。明日からの練習に生かしたい」と声を弾ませた。
全日本女子野球連盟は昨年10月、女子野球の大会や合宿を積極的に誘致している田辺市を女子野球タウンに認定した。全国で10都市が認定されている。田辺市では本年度、大会や野球教室、神島高校写真部による女子野球の写真展を開催するほか、市内の観光地で女子選手の動画を撮影し、発信する取り組みを予定している。
調印式では、ともに熊野詣でにちなんだ平安衣装を着た木村晃和副市長と連盟の山田博子会長が認定書にサインした。木村副市長は「地域資源と女子野球を融合させて新たな価値をつくり出し、女子野球の魅力向上と地域活性化に取り組む」とあいさつ。山田会長は「田辺市から将来、日本代表などで活躍する選手が生まれることを期待している。すてきな未来を築き、一緒に発展しましょう」と述べた。
野球教室もあり、1~3日に田辺スポーツパークで合宿した女子硬式野球の社会人チーム、阪神タイガースWomenの選手19人が講師を務めた。県の中南部で野球をしている女子小中学生40人、田辺地方を拠点とする女子硬式野球チーム、和歌山レジーナの中高校生8人が指導を受けた。
田辺市東陽中学校の軟式野球部で男子と一緒にプレーしている新3年生の小川実祐さん(14)は「とても楽しかった。スイングの仕方をとても丁寧に教えてくれたのが印象に残った。明日からの練習に生かしたい」と声を弾ませた。
全日本女子野球連盟は昨年10月、女子野球の大会や合宿を積極的に誘致している田辺市を女子野球タウンに認定した。全国で10都市が認定されている。田辺市では本年度、大会や野球教室、神島高校写真部による女子野球の写真展を開催するほか、市内の観光地で女子選手の動画を撮影し、発信する取り組みを予定している。