和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

南部シニアが関西大会へ 中学硬式野球

関西連盟春季大会和歌山ブロック予選で準優勝した南部リトルシニア(和歌山県みなべ町山内で)
関西連盟春季大会和歌山ブロック予選で準優勝した南部リトルシニア(和歌山県みなべ町山内で)
 日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟主催の第51回関西連盟春季大会和歌山ブロック予選が21日まで、みなべ町山内の千里ケ丘球場などであり、同町の中学生硬式野球チーム「南部リトルシニア」が準優勝し、関西大会出場を決めた。「全国出場を目指す」と意欲を見せる。


 和歌山ブロック予選には県内の6チームが出場。2月26日に和歌山市の紀三井寺球場で開幕し、総当たりで戦った。

 南部は橋本に8―1(6回コールド)、紀州由良に7―3、粉河に8―7、有田に2―1と4戦連勝したが、最終相手の和歌山に1―6で敗れた。その結果、南部、紀州由良、和歌山の3チームが4勝1敗で並び、代表決定戦に突入した。

 その初戦で紀州由良に延長タイブレークの末に2―3で敗れたが、次戦で和歌山を5―3で下し、関西大会出場を決めた。優勝した紀州由良も関西大会に出場する。

 橋本昌幸監督は「総当たり5試合のうち3試合は接戦を勝ち切った。5試合目はエラーが続き、点も取れなかったが、それまでの試合はよく踏ん張った。代表決定戦も接戦で、紀州由良には負けたが、次のステージに進むことができてよかった」と和歌山予選を振り返った。

 関西大会は4月9日から始まる。8ブロックの代表チームが戦い、上位5チームが全国大会に進む。南部は昨年秋にも関西大会に進出したが、2戦目で敗れた。橋本監督は「関西大会は強豪チームがそろうが、優勝を狙う。最低でも全国大会に進出したい」と意欲を見せる。

 南部のメンバーは次の皆さん。

 伊藤怜矢、下村弦生、江川慶臣、廣畑斗環、田中悠心、上田優陽、池田一太、楠本龍生、井上誠視、小谷侑裕、草間弥力、関悠希、尾花健吾、山本颯太郎、中田健雄、田中魁人、杉若寅示、蛇原寛矢、池田久隼、岡本蒼生、松本悠斗、﨑山祐臣、小畑祈、中山瑠唯、西鉄平、楠谷凌央、島倉章輔