和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

販売所は「うめっこカフェ」 南部高校食と農園科

「うめっこカフェ」と名付けられた販売所がある実習棟(和歌山県みなべ町芝で)
「うめっこカフェ」と名付けられた販売所がある実習棟(和歌山県みなべ町芝で)
 和歌山県みなべ町芝、南部高校の食と農園科は、実習棟にある販売所を「うめっこカフェ」と命名。販売イベントは「南高フェス」と名付けた。

 両方ともこれまで名前が付いておらず、より親しんでもらおうと名付けることにした。

 いずれも「みんなで盛り上げてもらおう」と1月中旬に生徒や教職員から名称を募集。58件の応募があり、農業クラブ執行部が選考して販売所名を11、イベント名を7まで絞り、生徒や教職員の投票で決めた。選考段階では販売所名は「南高カフェテリア」「南高MART」「みらいちゃんカフェ」など、イベント名は「南高フェスティバル」「Minabeful Fair」などもあった。

 販売所では開催日を決め、農園で実習栽培した野菜や花、それぞれの苗、果樹のほか、実習で作った食パンやアイスクリーム、焼き菓子、ジャムなどを販売している。近く「うめっこカフェ」と書いた看板を掲げる。

 4月には野菜苗を販売するほか、さまざまな農産物や加工品の販売イベントを計画している。

 農業クラブの次期会長で2年生の堀端真衣さんは「今年は販売を中心に力を入れながら、他の行事も頑張っていきたい」と話している。