和歌山県みなべ町東吉田にある鎌田池公園で、ハナモモやアーモンド、モクレンなど春の花が咲き誇っている。

　色鮮やかなハナモモは散り始めた木もあるが、３本あるアーモンドはピンク色のかわいらしい花が満開となっている。モクレンやトキワマンサクも満開。遅咲きの大輪のツバキも見頃で、目を引いている。

　花壇ではチューリープが咲き始め、華やいでいる。

　草木の世話をする近くの松本佳示さん（８３）によると、今季はベニシダレが３年ぶりに咲きそうだという。４月１０日ごろに咲くと予想しており「待ち遠しい。ぜひ見に来てもらいたい」と話している。アーモンドは７月に楕円（だえん）形の実をつけるという。

　公園にはさまざまな草木が植えられ、四季を彩る。広場もあり、地元住民の憩いの場となっている。