「明かり ともし続けたい」 まん延防止解除後の週末、営業再開の飲食店
新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が解除され、初の金曜を迎えた11日夜、和歌山県田辺市のJR紀伊田辺駅近くの飲食街「味光路」では多くの店が営業を再開していた。飲食店の店主らは「今は苦しいけれど、店の明かりをともし続けたい」と話した。
「まん延防止」は2月5日から3月6日まで、県内全域に適用された。県は飲食店に時短営業を要請。酒類の提供は午後8時、営業は午後9時までとなり、酒類を提供する飲食店は、時短でなく休業を選んだ店も多かった。
期間中休業していたある居酒屋の男性店主は「1カ月も休むと、本当に再開できるのか不安で心が折れそうだった」と振り返る。「7日から再開したけれど、常連さんがぽつぽつ来てくれるぐらい。期待しているのは19日からの3連休。まだ予約はないが、ここで動きがあれば活気が出る」と話した。
同じく7日から再開したスナックの女性店主は「『再開しました』と連絡すると『来てね』と言っているのと同じなので控えている。お客さんが行ってみようと思えるようになった時に備えて、『明かりだけはともして、待っていよう』と同業者と励まし合っている」という。
他の飲食店からは「客足はすぐには戻らない。まん延防止をもう少し継続してもよかった」「まん延防止終了後も市が感染対策を呼び掛ける放送を続けている。大事なことだが、客足には響く」「いまだに飲食店が危険と思われる。どこの店も感染防止対策はしている。安心して足を運んでほしい」といった声もあった。
活気が戻りつつある店もある。ある居酒屋の男性店主は「休業中もたくさん問い合わせを頂いた。営業したい気持ちもあったが、安心して飲食してもらうため、まん延防止による休業は必要だったと思う。週末は予約で埋まってきた」と笑顔を見せた。
「まん延防止」は2月5日から3月6日まで、県内全域に適用された。県は飲食店に時短営業を要請。酒類の提供は午後8時、営業は午後9時までとなり、酒類を提供する飲食店は、時短でなく休業を選んだ店も多かった。
期間中休業していたある居酒屋の男性店主は「1カ月も休むと、本当に再開できるのか不安で心が折れそうだった」と振り返る。「7日から再開したけれど、常連さんがぽつぽつ来てくれるぐらい。期待しているのは19日からの3連休。まだ予約はないが、ここで動きがあれば活気が出る」と話した。
同じく7日から再開したスナックの女性店主は「『再開しました』と連絡すると『来てね』と言っているのと同じなので控えている。お客さんが行ってみようと思えるようになった時に備えて、『明かりだけはともして、待っていよう』と同業者と励まし合っている」という。
他の飲食店からは「客足はすぐには戻らない。まん延防止をもう少し継続してもよかった」「まん延防止終了後も市が感染対策を呼び掛ける放送を続けている。大事なことだが、客足には響く」「いまだに飲食店が危険と思われる。どこの店も感染防止対策はしている。安心して足を運んでほしい」といった声もあった。
活気が戻りつつある店もある。ある居酒屋の男性店主は「休業中もたくさん問い合わせを頂いた。営業したい気持ちもあったが、安心して飲食してもらうため、まん延防止による休業は必要だったと思う。週末は予約で埋まってきた」と笑顔を見せた。