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2024年12月22日(日)

3年ぶりSGが優勝 和歌山県田辺市龍神村で関西実業団駅伝

龍神行政局前を一斉にスタートした1区のランナー(10日、和歌山県田辺市龍神村西で)
龍神行政局前を一斉にスタートした1区のランナー(10日、和歌山県田辺市龍神村西で)
 関西実業団陸上競技連盟主催の第67回関西実業団対抗駅伝競走大会が10日、和歌山県田辺市龍神村の日高川沿いのコースで13チームが出場して開かれた。SGホールディングスが3時間56分40秒で、3年ぶりに優勝した。

 秋晴れの中、選手たちは日高川沿いの自然豊かなコースを走り、村内各地で住民らが応援した。

 歴史ある駅伝大会で、1992年の第35回大会から龍神村で開いている。今回は企業チーム8、クラブチーム4、オープン1の計13チームが出場。龍神村西の龍神行政局前をスタートし、大熊や福井などを経由して安井の龍神体育館前までの7区間80・45キロでたすきをつないで競った。

 優勝したSGホールディングスと、大塚製薬、大阪ガス、住友電工までの上位4チームは、来年元日に群馬県である第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の出場権を得た。3連覇を狙っていたNTT西日本は5位だった。

 1~8位の成績と区間賞は次の通り。

 【成績】(1)SGホールディングス(3時間56分40秒)(2)大塚製薬(3時間59分9秒)(3)大阪ガス(4時間0分2秒)(4)住友電工(4時間0分28秒)(5)NTT西日本(4時間1分13秒)(6)大阪府警(4時間3分59秒)(7)OBRS(4時間19分18秒)(8)和歌山RC(4時間25分32秒)

 【区間賞】1区12・6キロ=佐藤一世(SGホールディングス)38分0秒▽2区7・68キロ=チャールズ・カマウ(同)22分4秒▽3区10・87キロ=関口絢太(同)30分11秒▽4区9・5キロ=小林歩(NTT西日本)26分48秒▽5区16キロ=西研人(大阪ガス)47分48秒▽6区11キロ=近藤幸太郎(SGホールディングス)32分25秒▽7区12・8キロ=田村和希(住友電工)37分11秒