まん延防止措置6日で終了 和歌山県、不要不急の外出自粛も
和歌山県は3日、6日に期限を迎える新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を延長せず、予定通り終了するよう政府に要請した。これに基づき、飲食店への営業時間の短縮要請が終了する。県は同時に「不要不急の外出自粛」要請も、以前の「安全な生活・安全な外出を心掛ける」に戻すという。
3日に仁坂吉伸知事が臨時の記者会見を開いて説明した。延長しないのは、国の「重点措置終了の考え方」に示されている新規陽性者数の推移、病床使用率、自宅療養者数の推移など、全てが解除基準を満たしたためという。
知事は「次第に感染者が減ってきているが、和歌山県にとっては非常に多い」と言い「(事前の協議で)もうちょっと続けさせていただけないかと(政府に)言ったが、駄目ですと言われた。権限は政府にあるので従わざるを得ない」と述べた。県はこれを受け、6日に終了するよう政府に要請したという。
これまでのまん延防止措置の効果については「検証できないが、これを含めて対策を総動員した結果、ちょっとは下がってきたので全く無駄だったとはいえない」とした。
県は2月2日に過去最多となる597人の感染を発表。まん延防止措置は5日に始まり、当初は27日で終了の予定だったが、3月6日まで延長された。
一方、「不要不急の外出自粛」は、新規感染者が当時過去最多の196人が発表された1月18日から県民に要請していたが、まん延防止措置と同じ3月6日までとし、以前の「安全な生活・安全な外出を心掛ける」に戻すという。知事は理由について「飲食店への時短要請をやめたのに、消費者に自粛というのはちょっと矛盾しているので、用心してやってくださいというモードに変えようと思う」と述べた。
その上で「まだまだ感染状況はすごいので、気を付けてほしい。保健医療行政は必死で奮闘しているので、体調が悪いときは相談して指示に従ってほしい」とした。
症状はないが感染が不安な人が薬局などで受けられる無料PCR検査については、6日で終了の予定だったが、31日まで延長する見込みという。
3日に仁坂吉伸知事が臨時の記者会見を開いて説明した。延長しないのは、国の「重点措置終了の考え方」に示されている新規陽性者数の推移、病床使用率、自宅療養者数の推移など、全てが解除基準を満たしたためという。
知事は「次第に感染者が減ってきているが、和歌山県にとっては非常に多い」と言い「(事前の協議で)もうちょっと続けさせていただけないかと(政府に)言ったが、駄目ですと言われた。権限は政府にあるので従わざるを得ない」と述べた。県はこれを受け、6日に終了するよう政府に要請したという。
これまでのまん延防止措置の効果については「検証できないが、これを含めて対策を総動員した結果、ちょっとは下がってきたので全く無駄だったとはいえない」とした。
県は2月2日に過去最多となる597人の感染を発表。まん延防止措置は5日に始まり、当初は27日で終了の予定だったが、3月6日まで延長された。
一方、「不要不急の外出自粛」は、新規感染者が当時過去最多の196人が発表された1月18日から県民に要請していたが、まん延防止措置と同じ3月6日までとし、以前の「安全な生活・安全な外出を心掛ける」に戻すという。知事は理由について「飲食店への時短要請をやめたのに、消費者に自粛というのはちょっと矛盾しているので、用心してやってくださいというモードに変えようと思う」と述べた。
その上で「まだまだ感染状況はすごいので、気を付けてほしい。保健医療行政は必死で奮闘しているので、体調が悪いときは相談して指示に従ってほしい」とした。
症状はないが感染が不安な人が薬局などで受けられる無料PCR検査については、6日で終了の予定だったが、31日まで延長する見込みという。