里帰り分娩6月めどに再開へ 田辺市の紀南病院
紀南病院(和歌山県田辺市新庄町)は、2年前から休止している「里帰り分娩(ぶんべん)」について、受け入れ再開に向けた準備を進めている。6月をめどに再開したいという。
里帰り分娩については、産婦人科の受け入れ態勢が整わないとして2020年4月から一時休止。その後、今年4月からの再開を目指して態勢の再構築に取り組んでいた。
この間も紀南病院では、紀南地方で唯一の「地域周産期母子医療センター」として母体、胎児、新生児の急患に24時間態勢で対応しており、新宮市や周辺からも患者を受け入れている。
紀南地方では、新宮市立医療センター(新宮市蜂伏)が昨秋、産婦人科医不足のため3月以降の分娩を休止すると発表。その後、医師確保のめどが立ち、6月ごろに分娩を再開する見込み。紀南病院は「6月以降の新宮市立医療センターの分娩状況や、新型コロナウイルスの感染状況を見極めた上で、里帰り分娩の受け入れを再開できるようにしたい」としている。
紀南病院ではこれまで、里帰り分娩については予定日の6週間前に紹介状持参で来院することとしていた。今後については再開時期も含め、詳細が決まり次第、病院のホームページで広報するという。
紀南病院の2019年度の分娩件数は617件。うち里帰り分娩は2割弱だった。
里帰り分娩については、産婦人科の受け入れ態勢が整わないとして2020年4月から一時休止。その後、今年4月からの再開を目指して態勢の再構築に取り組んでいた。
この間も紀南病院では、紀南地方で唯一の「地域周産期母子医療センター」として母体、胎児、新生児の急患に24時間態勢で対応しており、新宮市や周辺からも患者を受け入れている。
紀南地方では、新宮市立医療センター(新宮市蜂伏)が昨秋、産婦人科医不足のため3月以降の分娩を休止すると発表。その後、医師確保のめどが立ち、6月ごろに分娩を再開する見込み。紀南病院は「6月以降の新宮市立医療センターの分娩状況や、新型コロナウイルスの感染状況を見極めた上で、里帰り分娩の受け入れを再開できるようにしたい」としている。
紀南病院ではこれまで、里帰り分娩については予定日の6週間前に紹介状持参で来院することとしていた。今後については再開時期も含め、詳細が決まり次第、病院のホームページで広報するという。
紀南病院の2019年度の分娩件数は617件。うち里帰り分娩は2割弱だった。