6月にも分娩再開へ 新宮市立医療センター、県が医師確保
産婦人科医の確保が困難だとして、3月から分娩(ぶんべん)を休止する新宮市立医療センター(和歌山県新宮市蜂伏)に、東京慈恵会医科大学(東京都港区)から医師2人が派遣されることになった。県が21日に発表した。これにより、常勤医が3人確保されることから、早ければ6月ごろをめどに分娩再開が可能になるという。
センターでは3人の医師が常勤していたが、2021年度から2人体制になっていた。さらに1人が今年3月に退職することから、3月から分娩を休止するとしていた。
これを受け、県福祉保健部の野尻孝子技監らが、約10カ所の大学病院などに協力を依頼。東京慈恵会医科大学との連携が決まった。
同大学は4月から部長職の常勤医と非常勤医(月2回)を派遣する。部長職の常勤医は半年をめどに交代する。県は派遣医師や大学に研究費を補助する予定という。
これと別に、近畿大学を退職する医師1人が6月から常勤する予定。さらに、時期は未定だが同大学から非常勤医1人が派遣される。
これにより、6月からは常勤医3人、非常勤医2人は確保される。ただ、当直医体制が不十分な曜日があることから、県は引き続き医師を確保できるよう、協議を進めているという。
センターでは3人の医師が常勤していたが、2021年度から2人体制になっていた。さらに1人が今年3月に退職することから、3月から分娩を休止するとしていた。
これを受け、県福祉保健部の野尻孝子技監らが、約10カ所の大学病院などに協力を依頼。東京慈恵会医科大学との連携が決まった。
同大学は4月から部長職の常勤医と非常勤医(月2回)を派遣する。部長職の常勤医は半年をめどに交代する。県は派遣医師や大学に研究費を補助する予定という。
これと別に、近畿大学を退職する医師1人が6月から常勤する予定。さらに、時期は未定だが同大学から非常勤医1人が派遣される。
これにより、6月からは常勤医3人、非常勤医2人は確保される。ただ、当直医体制が不十分な曜日があることから、県は引き続き医師を確保できるよう、協議を進めているという。