梅の花咲き誇る 和歌山県みなべ、山間部でも見頃
日本一の梅の産地和歌山県みなべ町で、平野部に続いて山間部でも花が見頃を迎えている。平野部は満開で、山間部の高城や清川地域では三~五分咲き。気温が低い日が続いたこともあり、平年より10日ほど遅いという。
今季は平野部では平年同様、2月上旬からちらほらと咲き始め、中旬には見頃を迎えたが、気温が低かったために開花は鈍り、末に満開となった。
高城や清川地域では下旬になってやっと咲き始め、暖かくなった26日以降、一気に開花が進んだ。南部川に沿って車で走ると、道路沿いや山の斜面に広がる畑が梅の花で真っ白になっている。
今後、気温が上がってくるとみられ、山間部も場所によっては今週中に満開を迎えそうだ。
これからはミツバチによる授粉が気掛かり。JA紀州みなべいなみ梅部会長の舟越公康さん(53)は「2月末から気温が上がり、晴れた日が続いているが、ハチがあまり飛んでいないのが気になる。今後も天候が良い日が続き、ハチの飛ぶ数が増えて順調に受粉できることに期待したい」と話している。
■「梅源郷」も見頃 みなべ町清川
みなべ町清川の清川球場近くにある山の公園「梅源郷(ばいげんきょう)」でも、観賞用の梅の花が見頃を迎えている。中旬まで楽しめるという。
球場の向かって右側の山で、コンクリート舗装した急な道を上がっていくとある。地元住民が整備し、2014年に清川中学校の生徒が、閉校の思い出づくりにと50本植樹。それが4年ほど前から毎年、花を咲かせている。
今季もピンクや紅、白といった色の花を咲かせており、早い木では七分咲きになっている。平年よりも1週間ほど遅いという。
地元住民でつくる「清川名所づくり実行委員会」の実行委員長、赤松宗典さん(72)は「公園までの道はトレイルランニングの大会のコースにもなっている。今年も大会は新型コロナで中止となったが、来年にはここでランナーを出迎えたい」と話す。
清川地域にはこの公園以外に、球場そばなどさまざまな場所に観賞用の梅が植えられている。赤松さんは「南高梅の白い花はもちろん、鮮やかな紅やピンク色の花も見応えはある。町内を回って観梅を楽しんでもらえればと思う」と話している。
今季は平野部では平年同様、2月上旬からちらほらと咲き始め、中旬には見頃を迎えたが、気温が低かったために開花は鈍り、末に満開となった。
高城や清川地域では下旬になってやっと咲き始め、暖かくなった26日以降、一気に開花が進んだ。南部川に沿って車で走ると、道路沿いや山の斜面に広がる畑が梅の花で真っ白になっている。
今後、気温が上がってくるとみられ、山間部も場所によっては今週中に満開を迎えそうだ。
これからはミツバチによる授粉が気掛かり。JA紀州みなべいなみ梅部会長の舟越公康さん(53)は「2月末から気温が上がり、晴れた日が続いているが、ハチがあまり飛んでいないのが気になる。今後も天候が良い日が続き、ハチの飛ぶ数が増えて順調に受粉できることに期待したい」と話している。
■「梅源郷」も見頃 みなべ町清川
みなべ町清川の清川球場近くにある山の公園「梅源郷(ばいげんきょう)」でも、観賞用の梅の花が見頃を迎えている。中旬まで楽しめるという。
球場の向かって右側の山で、コンクリート舗装した急な道を上がっていくとある。地元住民が整備し、2014年に清川中学校の生徒が、閉校の思い出づくりにと50本植樹。それが4年ほど前から毎年、花を咲かせている。
今季もピンクや紅、白といった色の花を咲かせており、早い木では七分咲きになっている。平年よりも1週間ほど遅いという。
地元住民でつくる「清川名所づくり実行委員会」の実行委員長、赤松宗典さん(72)は「公園までの道はトレイルランニングの大会のコースにもなっている。今年も大会は新型コロナで中止となったが、来年にはここでランナーを出迎えたい」と話す。
清川地域にはこの公園以外に、球場そばなどさまざまな場所に観賞用の梅が植えられている。赤松さんは「南高梅の白い花はもちろん、鮮やかな紅やピンク色の花も見応えはある。町内を回って観梅を楽しんでもらえればと思う」と話している。