南部梅林開園せず 新型コロナで2年連続
和歌山県みなべ町晩稲の南部梅林が、今季も開園しないことが決まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続となる。開園が10日後に迫った中での決定で、関係者や待ち望んでいた人らは「今年こそは開園したかったが、やむを得ない」と肩を落としている。
南部梅林を運営する「紀州南部梅の里観梅協会」(田中康弘会長)の委員が19日に協議して決めた。田中会長は「開催したいという思いは強かったが、地域の皆さんと一緒に来年以降、続けて開催していくためにも苦渋の決断をした」と話している。
今季の開催に向けては昨年の秋に「現在の状況なら開催できる」と判断。PR用ポスターやチラシを作成し、県内外の観光施設に掲示したり置いたりしていた。
年明けから全国で感染が拡大し始めても「日本一の梅産地をPRし、地域を盛り上げるために、ぜひとも開きたい」という思いから開園する方針だったが、訪れる人が多い京阪神での感染が思っていた以上に拡大し、県内でも広がってきたことで中止を決めた。29日の開園を前に、町内各地にのぼりや案内板を立てようとしているところだった。
昨季は前年の12月中旬に中止を決めた。2年前は開園したものの開花が早く、天候不良によりすぐに散った上、新型コロナの影響もあり来園者数は大幅に落ち込んだ。
3年連続して影響が続いており、田中会長は「来年こそはコロナを気にせずに開園できればいいのだが」と期待している。
梅の里観梅協会は、昨年に開設したホームページ(HP)で、今季に開花してからの花情報のほか、フォトコンテストの過去の作品などを紹介する。HPのアドレスはhttp://minabebairin.com/
南部梅林を運営する「紀州南部梅の里観梅協会」(田中康弘会長)の委員が19日に協議して決めた。田中会長は「開催したいという思いは強かったが、地域の皆さんと一緒に来年以降、続けて開催していくためにも苦渋の決断をした」と話している。
今季の開催に向けては昨年の秋に「現在の状況なら開催できる」と判断。PR用ポスターやチラシを作成し、県内外の観光施設に掲示したり置いたりしていた。
年明けから全国で感染が拡大し始めても「日本一の梅産地をPRし、地域を盛り上げるために、ぜひとも開きたい」という思いから開園する方針だったが、訪れる人が多い京阪神での感染が思っていた以上に拡大し、県内でも広がってきたことで中止を決めた。29日の開園を前に、町内各地にのぼりや案内板を立てようとしているところだった。
昨季は前年の12月中旬に中止を決めた。2年前は開園したものの開花が早く、天候不良によりすぐに散った上、新型コロナの影響もあり来園者数は大幅に落ち込んだ。
3年連続して影響が続いており、田中会長は「来年こそはコロナを気にせずに開園できればいいのだが」と期待している。
梅の里観梅協会は、昨年に開設したホームページ(HP)で、今季に開花してからの花情報のほか、フォトコンテストの過去の作品などを紹介する。HPのアドレスはhttp://minabebairin.com/