和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年08月08日(月)

年末年始の観光客5割増 和歌山県の主要地7カ所

年末年始の観光客数
年末年始の観光客数
 和歌山県は、県内の主要観光地7カ所の年末年始(昨年12月30日~1月3日)の観光客数をまとめた。日帰り客、宿泊客合わせて98万9060人で、新型コロナの影響で過去最少だった2020年度と比べると33万8880人の増加、152・1%となった。一方、過去最多の19年度と比べると68・9%だった。


 いずれの観光地も20年度と比べると増えており、県民への県内旅行の補助事業「わかやまリフレッシュプラン」の実施や天候に恵まれたこと、新型コロナの感染状況が落ち着いていたことなどが要因で、回復したとみている。

 県は主要観光地として、田辺市龍神村、同市本宮町、白浜町、串本町、那智勝浦町、和歌山市、高野町の状況を調べた。

 日帰り客は89万2100人で、前年度と比べて29万8040人増の150・2%、宿泊客は9万6960人で4万840人増の172・8%だった。

 近年の観光客数は右肩上がりで推移し、19年度は過去最多の143万6280人に達したが、20年度は新型コロナの影響を受け、65万180人と大きく落ち込み、過去最少となった。本年度は前年度からは回復したが、19年度と比べると68・9%にとどまっている。

 紀南地方の観光地では、白浜町は7万5200人(日帰り1万4400人、宿泊6万800人)で前年度比2万7400人増の157・3%。カウントダウン花火が荒天で中止となったが、リフレッシュプランの実施や、高速道路の4車線化で利便性が高まったことなどから増えたとし、特に日帰り客数は19年度と同程度まで回復した。

 田辺市本宮町は21万8160人(日帰り21万5500人、宿泊2660人)で、前年度比11万9270人増の220・6%だった。日帰り客は、天候に恵まれていたことや、新型コロナの感染状況が落ち着き、熊野本宮大社への初詣参拝客が多く訪れたことなどから増えたとみている。ただ、19年度は49万7840人だったことから、コロナ禍以前の状況までは回復していない。

 串本町は、3万7780人(日帰り3万560人、宿泊7220人)で前年度比1万9070人増の201・9%。コロナ禍以前の4万人近くまで回復した。リフレッシュプランの実施や、新型コロナの落ち着いた状況があり、初日の出を見に訪れる人が増加したことなどから、回復したとみている。

 田辺市龍神村は8100人(日帰り7170人、宿泊930人)で、前年度比960人増の113・4%。那智勝浦町は9万6千人(日帰り8万5100人、宿泊1万900人)で、前年度比3万7300人増の163・5%だった。