和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

「便利で簡単」 田辺市長がスマホ申告模擬体験

スマートフォンを使った確定申告を体験する真砂充敏市長(7日、和歌山県田辺市役所で)
スマートフォンを使った確定申告を体験する真砂充敏市長(7日、和歌山県田辺市役所で)
 所得税などの確定申告の受け付けが16日から始まるのを前に、和歌山県田辺市の真砂充敏市長が7日、スマートフォンを使った申告手続きを模擬体験した。「画面の案内に沿って入力するだけで、とても便利。新型コロナウイルスの感染リスクの軽減にもつながる」と手軽さをPRした。

 新型コロナの感染が広がる中、田辺税務署は、パソコンやスマホから24時間申告できる「e―Tax(イータックス)」の利用を呼び掛けている。今年からは新たに、スマホのカメラで源泉徴収票を読み取る機能が導入された。

 真砂市長は、税務署職員の助言を受けながら金額などをスマホに入力。10分もかからないうちに確定申告書を作成した。

 申告書はマイナンバーカードか、事前に取得したIDとパスワードを使って送信することができる。真砂市長は「この機会に、ぜひマイナンバーカードを取得してほしい」と呼び掛けた。

 確定申告の期限は所得税と贈与税が3月15日まで、消費税が3月31日まで。新型コロナの影響で期限内に申告できない場合は、4月15日まで延長できる。