地域と連携して環境美化に取り組む小中学校を表彰する「第２２回環境美化教育優良校等表彰」（食品容器環境美化協会主催）で、和歌山県田辺市の上秋津小学校が優良校賞を受賞した。


　協会は清涼飲料など飲料業界の６団体で構成する。都道府県教育委員会などから推薦された全国３５小中学校から、最優秀校４校、優秀校６校、優良校２５校を選んだ。

　上秋津小では、１４年前から年２回、「クリーン作戦」と題して全校児童が地域のごみを拾ったり、学校ではアルミ缶や古紙を回収したりしている。

　６年生の中山瑠唯君は「瓶や空き缶を拾った。思ったよりもごみが捨てられていることに気付いた。賞がもらえてうれしい。活動を続けて地域をきれいにしたい」、同じく６年生の高垣結愛さんは「ごみ拾いをしていると、地域の人から『ありがとう』『頑張ってね』と声を掛けてもらえてうれしかった」と話した。