70人でごみ550キロ回収 虎ケ峰付近の県道を清掃
和歌山県田辺市の市街地と龍神村を結ぶ県道田辺龍神線の虎ケ峰付近で17日、同市環境美化連絡協議会龍神支部などがボランティア清掃をした。南部高校龍神分校の全校生徒34人も参加して、道路沿いに投げ捨てられた空き缶などのごみを拾った。総勢約70人で集めたごみは全部で約550キロに上った。
この県道は生活道として利用され、定期バスや観光バスも行き交う。虎ケ峰付近は右会津川の源流域に位置するが、ごみのポイ捨てが多いことから、連絡協議会龍神支部の呼び掛けで、協議会田辺支部、秋津川町内会、龍神分校が初めて合同で清掃することにした。
範囲は同市秋津川大沢から龍神村方面に向けて、虎ケ峰大橋までの約5・5キロ。大沢に集合して開会式をした後、参加者は二手に分かれ、1グループは大沢から龍神村方面に向けて、もう1グループは虎ケ峰大橋から市街地方面に向けて、それぞれ歩きながらごみを拾った。
道路脇の斜面には空き缶、ペットボトル、ビニール袋、車のタイヤなどが散乱。他にも、ベッドやマットレス、テレビ、洗濯機なども捨てられていた。ごみは空き缶や空き瓶が約190キロ、タイヤや家電品などの粗大ごみが約160キロ、プラスチックや燃えるごみが約200キロあった。
龍神分校の松澤立斗生徒会長(3年)は「ごみがこんなにも捨てられていてびっくりした。たばこの吸い殻や空き缶が多かった。空き缶はビールなど酒類の缶が多く、飲酒運転をしているなら怖いと思った。マナーを守ってごみは捨てないでほしい。今日は地域の人と一緒に清掃活動ができてよかった」と話していた。
連絡協議会龍神支部の吉本哲紀支部長は「これまで、支部の取り組みとして龍神村側の県道で清掃をしたことはあったが、今回のルートは初めて。分校生も参加してくれて大勢の協力でごみを集めることができて感謝している。来年は同じ県道の別の所で2回目をしたい」と話した。
連絡協議会の野村悠一郎会長は「清掃をした大沢の場所は、右会津川の清流が流れて市の水源にもなっている。ごみの不法投棄はやめてほしい。高校生はごみ拾いを大人と一緒にすることで、ごみを捨てることがいかに悪いことか分かると思う。みんなですることで良い啓発にもなった」と語った。
この県道は生活道として利用され、定期バスや観光バスも行き交う。虎ケ峰付近は右会津川の源流域に位置するが、ごみのポイ捨てが多いことから、連絡協議会龍神支部の呼び掛けで、協議会田辺支部、秋津川町内会、龍神分校が初めて合同で清掃することにした。
範囲は同市秋津川大沢から龍神村方面に向けて、虎ケ峰大橋までの約5・5キロ。大沢に集合して開会式をした後、参加者は二手に分かれ、1グループは大沢から龍神村方面に向けて、もう1グループは虎ケ峰大橋から市街地方面に向けて、それぞれ歩きながらごみを拾った。
道路脇の斜面には空き缶、ペットボトル、ビニール袋、車のタイヤなどが散乱。他にも、ベッドやマットレス、テレビ、洗濯機なども捨てられていた。ごみは空き缶や空き瓶が約190キロ、タイヤや家電品などの粗大ごみが約160キロ、プラスチックや燃えるごみが約200キロあった。
龍神分校の松澤立斗生徒会長(3年)は「ごみがこんなにも捨てられていてびっくりした。たばこの吸い殻や空き缶が多かった。空き缶はビールなど酒類の缶が多く、飲酒運転をしているなら怖いと思った。マナーを守ってごみは捨てないでほしい。今日は地域の人と一緒に清掃活動ができてよかった」と話していた。
連絡協議会龍神支部の吉本哲紀支部長は「これまで、支部の取り組みとして龍神村側の県道で清掃をしたことはあったが、今回のルートは初めて。分校生も参加してくれて大勢の協力でごみを集めることができて感謝している。来年は同じ県道の別の所で2回目をしたい」と話した。
連絡協議会の野村悠一郎会長は「清掃をした大沢の場所は、右会津川の清流が流れて市の水源にもなっている。ごみの不法投棄はやめてほしい。高校生はごみ拾いを大人と一緒にすることで、ごみを捨てることがいかに悪いことか分かると思う。みんなですることで良い啓発にもなった」と語った。