上流目指し毎週ごみ拾い 古座川町観光協会
和歌山県の古座川町観光協会(須川陽介会長)が毎週水曜の早朝、清流と呼ばれる古座川を美しく保ちたいと、自主的にごみ拾いを始めた。6月下旬に同町月野瀬をスタートし、河原や道沿いでごみを拾いながら上流を目指して取り組みを継続中。メンバーは「古座川をきれいにしようという意識を町全体で高めていけたら」と意気込んでいる。
観光協会では、キャンプの後にごみが放置されるケースが常態化していることなどを受け、対応を考えようと協会内に昨年度「河川の利用検討委員会(仮称)」を設置。活動の一環として今年5月30日の「ごみゼロ(530)の日」に、月野瀬に関係者約20人が集まり、古座川の河原で約300メートルにわたって清掃活動に取り組んだ。
その後も「継続していくことでPRにもなれば」と、6月23日から毎週水曜の清掃活動をスタート。時間は午前6時から1時間ほどで、初日は月野瀬にある公衆トイレから南紀月の瀬温泉ぼたん荘まで、2日目は、ぼたん荘から同町高瀬付近までの県道と河原で取り組んだ。
3回目となった7日には9人が参加し、同町川口の河原から明神橋まで実施。大雨で流されたためか河原にごみは少なかったが、砂利に埋まったタイヤや車の部品、やぶに引っ掛かったビニール袋などを回収。県道沿いでは、たばこの吸い殻やペットボトルなどを拾い集めた。
検討委員会の委員長を務める田堀穣也さん(34)は「ごみ拾いを始めて、キャンプのごみだけでなく、地元のごみが多いことにも気が付いた。この取り組みは微々たる力かもしれないが、続けていくことで町全体で古座川をきれいにしようという機運が高まればうれしい」。須川会長(37)も「ごみ拾いを見た地元の方から『やってたね』と声を掛けてもらっており、意識づくりにもつながればと思う。地域住民やキャンプに訪れた人も参加してくれるようになればうれしい」と話している。
観光協会では、キャンプの後にごみが放置されるケースが常態化していることなどを受け、対応を考えようと協会内に昨年度「河川の利用検討委員会(仮称)」を設置。活動の一環として今年5月30日の「ごみゼロ(530)の日」に、月野瀬に関係者約20人が集まり、古座川の河原で約300メートルにわたって清掃活動に取り組んだ。
その後も「継続していくことでPRにもなれば」と、6月23日から毎週水曜の清掃活動をスタート。時間は午前6時から1時間ほどで、初日は月野瀬にある公衆トイレから南紀月の瀬温泉ぼたん荘まで、2日目は、ぼたん荘から同町高瀬付近までの県道と河原で取り組んだ。
3回目となった7日には9人が参加し、同町川口の河原から明神橋まで実施。大雨で流されたためか河原にごみは少なかったが、砂利に埋まったタイヤや車の部品、やぶに引っ掛かったビニール袋などを回収。県道沿いでは、たばこの吸い殻やペットボトルなどを拾い集めた。
検討委員会の委員長を務める田堀穣也さん(34)は「ごみ拾いを始めて、キャンプのごみだけでなく、地元のごみが多いことにも気が付いた。この取り組みは微々たる力かもしれないが、続けていくことで町全体で古座川をきれいにしようという機運が高まればうれしい」。須川会長(37)も「ごみ拾いを見た地元の方から『やってたね』と声を掛けてもらっており、意識づくりにもつながればと思う。地域住民やキャンプに訪れた人も参加してくれるようになればうれしい」と話している。