和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

海岸近くの山にタイキンギクの花

タイキンギク
タイキンギク
 和歌山県紀南地方の海岸近くの山などでタイキンギク(堆金菊)が群生して黄色い花を咲かせている。

 和歌山県、三重県、四国の海岸近くに分布するキク科キオン属の多年草。11~3月に直径1・5センチほどの花を咲かす。黄色の花が固まって咲く様子から、この名前が付けられたという。寒い冬に咲くことから、ユキミギク(雪見菊)とも呼ばれる。環境省のレッドリストと県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に分類されている。