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2024年12月20日(金)

体操個人総合で田辺工業の溝川君優勝 県高校新人大会

溝川凱理君
溝川凱理君
初めて団体戦に出場し、優勝した田辺工業女子
初めて団体戦に出場し、優勝した田辺工業女子
 和歌山県高校新人大会の体操競技が14日、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク体育館であり、男子個人総合で田辺工業1年の溝川凱理君が優勝した。溝川君は来年3月に熊本市である全国選抜大会に出場する。女子団体は田辺工業のみが出場し、初優勝した。


 県大会には田辺工業、和歌山北、和歌山工業の選手が出場した。男子は、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目。女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目を演技した。

 男子1部の個人では、溝川君が6種目とも1位となり、総合で51・150点を記録して優勝した。団体は和歌山工業のみが出場した。

 女子1部の団体は田辺工業のメンバーがそろい、初めて出場した。平野友彩さん(2年)、真砂愛実さん(2年)、岡本彩花さん(2年)、尾﨑ほなみさん(1年)が演技し、総合で91・600点を記録した。個人総合では平野さんが3位、真砂さんが4位、岡本さんが5位、尾﨑さんが6位に入賞した。

 女子主将の真砂さんは「演技の内容には納得していないが、いろんな技に挑戦したいと思うきっかけになった。来年はインターハイ(全国大会)に出場したい」と話した。

 高校から体操競技を始めた生徒らで競った男子2部もあり、田辺工業からは個人総合で石神楓馬君(2年)が優勝、中畑隆也君(1年)が2位、中村維吹君(2年)が4位、新田一弘君(2年)が5位に入賞。団体は田辺工業のみが出場した。