世耕氏、県内不在も圧勝 参院和歌山選挙区
参院選は21日に投開票され、和歌山選挙区(改選数1)は自民現職で経済産業相の世耕弘成氏(56)が、野党統一候補で無所属新顔の藤井幹雄氏(58)を破り、5選した。選挙期間中、世耕氏は他候補の応援で県内に不在だったが圧勝した。
和歌山選挙区は自民候補と野党統一候補が激突する「1人区」の一つ。世耕氏は安倍政権の中枢を担っており、有権者が政権への評価をどう下すかも注目されていた。世耕氏は実績と知名度、党の組織力を見せつけ、自民と、推薦を受ける公明の両党の支持層はもちろん、無党派層も取り込んだ。
選挙期間中、世耕氏は公務や他候補の応援で全国を駆け回り、公示日以外は県内に不在だった。それでも各市町村の首長や地方議員、妻で元国会議員の久美子氏らが街宣活動で実績をPR。世耕氏もツイッターなどSNSを通じ、積極的にメッセージを発信し続けた。
一方で、藤井氏は趣味のトライアスロンで鍛えた体力を生かし、自転車で遊説。「安倍政権の暴走を止める」と強調し、政権への批判票を取り込もうとしたが、無党派層を引きつけるまでには至らなかった。
和歌山選挙区は自民候補と野党統一候補が激突する「1人区」の一つ。世耕氏は安倍政権の中枢を担っており、有権者が政権への評価をどう下すかも注目されていた。世耕氏は実績と知名度、党の組織力を見せつけ、自民と、推薦を受ける公明の両党の支持層はもちろん、無党派層も取り込んだ。
選挙期間中、世耕氏は公務や他候補の応援で全国を駆け回り、公示日以外は県内に不在だった。それでも各市町村の首長や地方議員、妻で元国会議員の久美子氏らが街宣活動で実績をPR。世耕氏もツイッターなどSNSを通じ、積極的にメッセージを発信し続けた。
一方で、藤井氏は趣味のトライアスロンで鍛えた体力を生かし、自転車で遊説。「安倍政権の暴走を止める」と強調し、政権への批判票を取り込もうとしたが、無党派層を引きつけるまでには至らなかった。