成人祝いに地域産品 田辺市が恒例化へ
和歌山県田辺市は、成人の祝いに地域の産品を届ける事業を「恒例化」する方針を示している。新型コロナウイルスの影響を受けた昨年度の新成人を対象に贈ったところ好評だったことから、本年度以降も継続することにした。9月1日開会の市議会定例会に予算案を提出する。
市の成人式は、例年1月に開いている。しかし、昨年度は新型コロナの感染拡大でいったん延期した後、最終的に中止となった。
門出を十分に祝福できなかった新成人を応援しようと、市は今春、熊野牛や梅干し、地ビール、銘菓など地域の産品を掲載したカタログを送り、好きな品を一つ選んでもらった。カタログを送付した738人のうち、9割超から申し込みがあったという。
産品を受け取った新成人にアンケートをしたところ「地元に触れることができてよかった」「改めて田辺の良さを知ることができた」などの声が寄せられた。出品した事業者からも好評だったという。
本年度の対象者は2001年4月2日~02年4月1日生まれで、市に住民登録がある(今年10月1日時点)か、市内の中学校を卒業した人。
市のふるさと納税返礼品に登録されている3千円相当の産品(約40品目)から一つ選んでもらう。11月ごろから申し込みを受け付ける予定。
市教委生涯学習課の担当者は「新成人を祝福するとともに、ふるさとの産品や産業を知り、目を向けてもらうきっかけになれば」と話している。
市の成人式は、例年1月に開いている。しかし、昨年度は新型コロナの感染拡大でいったん延期した後、最終的に中止となった。
門出を十分に祝福できなかった新成人を応援しようと、市は今春、熊野牛や梅干し、地ビール、銘菓など地域の産品を掲載したカタログを送り、好きな品を一つ選んでもらった。カタログを送付した738人のうち、9割超から申し込みがあったという。
産品を受け取った新成人にアンケートをしたところ「地元に触れることができてよかった」「改めて田辺の良さを知ることができた」などの声が寄せられた。出品した事業者からも好評だったという。
本年度の対象者は2001年4月2日~02年4月1日生まれで、市に住民登録がある(今年10月1日時点)か、市内の中学校を卒業した人。
市のふるさと納税返礼品に登録されている3千円相当の産品(約40品目)から一つ選んでもらう。11月ごろから申し込みを受け付ける予定。
市教委生涯学習課の担当者は「新成人を祝福するとともに、ふるさとの産品や産業を知り、目を向けてもらうきっかけになれば」と話している。