1億円超えて過去2番目に 田辺市のふるさと納税
和歌山県田辺市は、「ふるさと納税」の2020年度寄付実績をまとめた。寄付額は1億1281万円(7460件)で、4年ぶりに1億円を突破。16年度に次いで2番目に多かった。
市への寄付額は、16年度が過去最多の1億1343万円(9963件)。その後は、過度な自治体間競争を是正する国の通知に沿って返礼品の内容を見直したことなどもあり、3年連続で1億円を切っていた。
しかし20年度は、年度当初から前年度を大きく超えるペースで推移。新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」の影響もあってか、寄付額、寄付件数ともに全ての月で前年度を上回った。仲介サイトなどを通じて全47都道府県から寄付があり、件数が最も多かったのは東京都で1923件。続いて神奈川県724件、大阪府704件。
返礼品の申し込みは、上位10品目のうち9品目が梅酒や梅干しなどの梅関連商品。地元の神島高校生が開発した「紀州材のコースター」「梅やきとりのたれ」などのセットも人気で、前年度の13件から23件に増えた。「高校生の活動を応援したい」というメッセージを添えた寄付者もいたという。
寄付の際は「熊野古道関連」「環境保全」「ふるさとづくり」「安心して暮らせるまちづくり」「田辺の偉人顕彰」などから活用先を選ぶことができる。最も多かったのは「熊野古道関連」で3838万円(2522件)だった。
リピーターの件数は年々増えており、18年度1151件、19年度1747件、20年度2218件となっている。スタート時から毎年、続けている人もいる。
市たなべ営業室は「ふるさと納税をきっかけに田辺市を知っていただき、関係人口の拡大につなげていければ」と話している。
市への寄付額は、16年度が過去最多の1億1343万円(9963件)。その後は、過度な自治体間競争を是正する国の通知に沿って返礼品の内容を見直したことなどもあり、3年連続で1億円を切っていた。
しかし20年度は、年度当初から前年度を大きく超えるペースで推移。新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」の影響もあってか、寄付額、寄付件数ともに全ての月で前年度を上回った。仲介サイトなどを通じて全47都道府県から寄付があり、件数が最も多かったのは東京都で1923件。続いて神奈川県724件、大阪府704件。
返礼品の申し込みは、上位10品目のうち9品目が梅酒や梅干しなどの梅関連商品。地元の神島高校生が開発した「紀州材のコースター」「梅やきとりのたれ」などのセットも人気で、前年度の13件から23件に増えた。「高校生の活動を応援したい」というメッセージを添えた寄付者もいたという。
寄付の際は「熊野古道関連」「環境保全」「ふるさとづくり」「安心して暮らせるまちづくり」「田辺の偉人顕彰」などから活用先を選ぶことができる。最も多かったのは「熊野古道関連」で3838万円(2522件)だった。
リピーターの件数は年々増えており、18年度1151件、19年度1747件、20年度2218件となっている。スタート時から毎年、続けている人もいる。
市たなべ営業室は「ふるさと納税をきっかけに田辺市を知っていただき、関係人口の拡大につなげていければ」と話している。