和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

和歌山県全選挙区に候補者擁立へ 衆院選で日本維新の会

次期衆院選で県内選挙区の候補者擁立の方針を発表する日本維新の会の馬場伸幸幹事長(中央)=26日、和歌山市松江で
次期衆院選で県内選挙区の候補者擁立の方針を発表する日本維新の会の馬場伸幸幹事長(中央)=26日、和歌山市松江で
 日本維新の会和歌山県総支部は26日、今秋にある次期衆院選で、県内全3選挙区で候補者を擁立する方針を固めたと発表した。来年の参院選と和歌山市長選、再来年の統一地方選についても候補者を擁立し、党勢拡大を図りたいという。

 県総支部の定例会議終了後、役員とともに衆院議員の馬場伸幸幹事長が和歌山市松江の事務所で会見した。

 馬場幹事長は「大阪で生まれた政党だが、兵庫では党推薦の知事が誕生し、地方議員も増えている。奈良市議選でも擁立した4人全員が上位で当選した」と現状を報告。「和歌山でも大阪の隣接地域を中心に、維新の政治を実行する時期が来た。多種多様な選挙で候補者を発掘し、一人でも多く同志を増やし、維新スピリッツを広げたい」と意気込みを語った。

 衆院選の候補者は現在選考中。「都市部で支持されている政党であり、県内でも都市部を中心に擁立する方針。一日でも早く候補者を決めたい。仮に擁立に至らない選挙区があっても、他党との共闘はない」と述べた。