ラインやメールで防災情報取得を みなべ町
和歌山県みなべ町は昨年夏から、防災行政情報の発信を無料通信アプリLINE(ライン)や電子メールも使って充実させている。ラインには18日現在、878件の登録がある。大雨シーズンを迎え、防災情報はとりわけ重要であることから、町は町民それぞれに合った方法での取得を呼び掛けている。
防災行政情報の発信は、屋外に設置されたスピーカーなどの設備と戸別受信機を使っていたが、昨年8月からラインや電子メールでも配信するようになった。防災行政無線のデジタル化に伴う事業で、放送が聞き取りにくかったり、町外に居て聞けなかったりする場合に有効で、過去にさかのぼって確認できるというメリットもある。町総務課は「高齢の親と離れて町外で暮らす人が、親のことを心配して確認することもできる」と話す。
ラインの登録は徐々に増えているという。電子メールの登録は18日現在で67件。
デジタル化に伴い、戸別受信機も旧南部町と旧南部川村から続いていたものを統一し、昨年7月から無償貸与している。町内全4743戸(1万2205人)の約7割に当たる3247戸が借りている。初めて利用する高齢者らからは「放送は聞きにくかったので助かる」などという声があり、好評だという。
これとは別に、町内放送を聞き逃した場合に有効な無料の電話放送案内サービス(0120・376・742)も引き続きしている。
町総務課は「町民がいずれかの方法で情報を入手し、適切な行動を取ってもらいたい」と呼び掛けている。
ラインはQRコードなどで登録できる。電子メールはアドレス(bousai.minabe-town@raiden2.ktaiwork.jp)を直接入力するか、QRコードで登録できる。メールの通信費は自己負担。
問い合わせは町総務課消防防災室(0739・72・2142)へ。
防災行政情報の発信は、屋外に設置されたスピーカーなどの設備と戸別受信機を使っていたが、昨年8月からラインや電子メールでも配信するようになった。防災行政無線のデジタル化に伴う事業で、放送が聞き取りにくかったり、町外に居て聞けなかったりする場合に有効で、過去にさかのぼって確認できるというメリットもある。町総務課は「高齢の親と離れて町外で暮らす人が、親のことを心配して確認することもできる」と話す。
ラインの登録は徐々に増えているという。電子メールの登録は18日現在で67件。
デジタル化に伴い、戸別受信機も旧南部町と旧南部川村から続いていたものを統一し、昨年7月から無償貸与している。町内全4743戸(1万2205人)の約7割に当たる3247戸が借りている。初めて利用する高齢者らからは「放送は聞きにくかったので助かる」などという声があり、好評だという。
これとは別に、町内放送を聞き逃した場合に有効な無料の電話放送案内サービス(0120・376・742)も引き続きしている。
町総務課は「町民がいずれかの方法で情報を入手し、適切な行動を取ってもらいたい」と呼び掛けている。
ラインはQRコードなどで登録できる。電子メールはアドレス(bousai.minabe-town@raiden2.ktaiwork.jp)を直接入力するか、QRコードで登録できる。メールの通信費は自己負担。
問い合わせは町総務課消防防災室(0739・72・2142)へ。