和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月21日(土)

形相いろいろ 能面サークルが展示会

能面サークルの作品が並ぶたなべるの交流ホール(和歌山県田辺市東陽で)
能面サークルの作品が並ぶたなべるの交流ホール(和歌山県田辺市東陽で)
 和歌山県田辺市の能面サークル(佐賀野勇代表)は、同市東陽の市文化交流センター「たなべる」1階交流ホールで作品展を開いている。端正な女性の面の「増女」や、2本の額髪の線が特徴の「白般若」など、いろいろな形相をした面を8点展示している。28日まで。

 サークルは60~70代の4人で、中万呂の万呂コミュニティセンターで活動している。写真や型紙集を見ながら木曽ヒノキを彫って作っている。作品展は5年ぶり。一つの作品を作るのに半年~1年ほどかかるという。

 佐賀野代表は「少しでも興味のある人や、展示を見て面白いと思った方は、毎月、第2、4金曜日の午後1時~4時に活動しているので、気軽にのぞきに来てほしい」と話している。

 展示は午前9時半~午後7時半(日曜、祝日は午後6時まで)。月曜休館。