ミソハギが紫の花 湿地性で自生地減る
和歌山県紀南地方の小川などで、湿地性の植物、ミソハギが紫色の花を咲かせている。以前は水田の溝などで普通に見られたが、最近は自生地が減ってきている。
高さ1メートルほどになり、下の方から花が咲いて花の時期は長い。古くからお盆の仏壇などに供えられるので、禊萩(みそぎはぎ)の名が付き、これが縮まったといわれている。また、溝に生えることから溝萩(みぞはぎ)といわれることもあるという。
田辺市稲成町では荒光川沿いで咲いている。近くをよく通るという農家の男性は「最近は湿田が減って溝がコンクリートで固められた影響で、見られる場所が少なくなった」と話している。
高さ1メートルほどになり、下の方から花が咲いて花の時期は長い。古くからお盆の仏壇などに供えられるので、禊萩(みそぎはぎ)の名が付き、これが縮まったといわれている。また、溝に生えることから溝萩(みぞはぎ)といわれることもあるという。
田辺市稲成町では荒光川沿いで咲いている。近くをよく通るという農家の男性は「最近は湿田が減って溝がコンクリートで固められた影響で、見られる場所が少なくなった」と話している。