食虫植物咲き競う 紀南の農地にモウセンゴケ
小さな昆虫を葉で捕らえて栄養にする食虫植物が和歌山県紀南地方の農地で咲き競っている。モウセンゴケが白色、コモウセンゴケがピンク色の小さな花を咲かせている。
両種とも日当たりの良い酸性の湿地に生える多年草。花柄は高さ15センチほどになり、花は日が差すと咲き、陰ると閉じる。
モウセンゴケは日本の代表的な食虫植物。長さ1センチ弱のへら状の葉に粘液を出す腺毛が生えており、虫が触れると葉の内側に虫を巻き込んで消化吸収する。梅雨から夏にかけて直径数ミリの白い花を咲かせる。県のレッドデータブックで絶滅危惧1B類に分類されている。
一方、コモウセンゴケは、腺毛のある葉は花柄の根元でロゼット状に広がる。直径1センチ足らずのピンク色の花をつける。県のレッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。
両種とも日当たりの良い酸性の湿地に生える多年草。花柄は高さ15センチほどになり、花は日が差すと咲き、陰ると閉じる。
モウセンゴケは日本の代表的な食虫植物。長さ1センチ弱のへら状の葉に粘液を出す腺毛が生えており、虫が触れると葉の内側に虫を巻き込んで消化吸収する。梅雨から夏にかけて直径数ミリの白い花を咲かせる。県のレッドデータブックで絶滅危惧1B類に分類されている。
一方、コモウセンゴケは、腺毛のある葉は花柄の根元でロゼット状に広がる。直径1センチ足らずのピンク色の花をつける。県のレッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。