和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月27日(水)

温泉の恵みに感謝 白浜で献湯祭

一番湯を神社に奉納するために受け渡しをするみこ(1日、和歌山県白浜町で)
一番湯を神社に奉納するために受け渡しをするみこ(1日、和歌山県白浜町で)
 白浜温泉(和歌山県白浜町)の恵みに感謝する献湯祭(実行委員会主催)が1日、白浜町湯崎の山神社(温泉神社)で営まれた。町内に源泉を持つ温泉会社8社と町が、この日の「一番湯」を奉納した。

 献湯祭は1987年から始まり、今年で35回目。新型コロナウイルスの影響で、昨年に続き白装束を着た関係者による行列や餅まきを中止し、神事のみ開いた。

 午前9時半ごろ、白良浜近くにある有間皇子の石碑前で神事を執り行った。その後、山神社に移動し、一番湯の入った小さな赤いたるを奉納し、温泉に感謝した。

 有間皇子は657年、白浜温泉を訪れ、その素晴らしさを聞いた斉明天皇と皇太子が翌年に訪れたことが日本書紀に記されている。