【動画】自然の恵みに感謝 熊野那智大社で桜花祭
和歌山県那智勝浦町那智山の熊野那智大社(男成洋三宮司)は14日、大社と別宮・飛瀧神社で「桜花祭」を営んだ。サクラに自然の恵みへの感謝を託し五穀豊穣(ほうじょう)を祈る祭典。日本一の落差(133メートル)を誇る那智の滝の前で、桜花のかんざしを着けたみこが美しい舞を奉納した。
平安時代、花山法皇が那智の山で千日間の山ごもりをした際に、サクラを愛(め)でて和歌を詠んだという故事にちなみ毎年営んでいる。
那智の滝をご神体とする飛瀧神社では、祭壇に境内で採取したサクラの枝などがささげられ、男成宮司(67)が祝詞を奏上。みこ2人が鈴や扇を持って浦安の舞を奉納した。
男成宮司は「今日は桜花祭と合わせ、一日も早い新型コロナウイルスの収束を祈願した」と話していた。
平安時代、花山法皇が那智の山で千日間の山ごもりをした際に、サクラを愛(め)でて和歌を詠んだという故事にちなみ毎年営んでいる。
那智の滝をご神体とする飛瀧神社では、祭壇に境内で採取したサクラの枝などがささげられ、男成宮司(67)が祝詞を奏上。みこ2人が鈴や扇を持って浦安の舞を奉納した。
男成宮司は「今日は桜花祭と合わせ、一日も早い新型コロナウイルスの収束を祈願した」と話していた。