和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年11月27日(土)

「第3波の始まりと同じ」 新型コロナ、感染者増に緊張

 和歌山県は24日、新たに7人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。最近の感染状況について、県福祉保健部の野尻孝子技監は「第3波の始まりと同じくらい、感染者の増加が急になっている。緊張感を持って注視しないといけない。変異株という新たな要素が加わっていることもあり、より一層対策を徹底していただきたい」と求めた。

 新たに感染が分かった7人のうち4人は10代。和歌山市在住と岩出保健所管内在住の女子大学生2人は、県外在住者を含む4人でカラオケなどをしたという。和歌山市在住と御坊保健所管内在住の女子高校生2人も、それぞれアルバイト先の同僚や同居家族の濃厚接触者として検査して感染が判明した。

 和歌山市在住で御坊保健所管内の病院に勤務する20代看護師男性の感染も分かった。院内では99人を検査対象とし、職員44人と入院患者49人は陰性を確認。残り退院者6人を検査する。

 このほか、感染が分かったのは岩出保健所管内の50代会社員男性、湯浅保健所管内の30代会社員女性。

 また、23日にクラスター(感染者集団)に認定した岩出保健所管内の飲食店であった会食について、新たに県外在住者3人の感染が判明し、クラスターは9人になった。

 さらに、すでに感染が公表済みの女性4人について、変異株によるものであることが分かった。これで変異株感染者は17人となった。

 野尻技監は、感染者の増加について「年度替わりで人の動きが活発になっており、さらに感染者が増える可能性が大きいと考えている」と話した。特に変異株の場合は感染力が従来より強いと言われており「陽性者の接触者の調査が非常に大事。感染した人は大変だと思うが、早く囲い込みをするため、ぜひ保健所の調査に協力いただきたい」と呼び掛けている。