天然記念物のシダレザクラ満開 田辺市中辺路町近露
世界遺産の熊野古道が通る山里、和歌山県田辺市中辺路町近露にある野長瀬家のシダレザクラ(市指定天然記念物)の花が見頃を迎えた。住民によると、今年は例年より1週間以上早いという。
樹齢300年近いといわれる名木。樹高は約8メートル、枝は幅10メートルほどまで広がって垂れ下がり、淡いピンク色をした花を咲かせている。
近くに住む久保智彦さん(78)によると、今年は数日前から気温が上がる中で急に開花が進み、20日現在ほぼ満開。久保さんは「老木となり、昔と比べると枝が少なくなってきているのが寂しいが、今年もきれいな花を咲かせてくれた。市の文化財にもなっているので末永く守っていければ」と話していた。
樹齢300年近いといわれる名木。樹高は約8メートル、枝は幅10メートルほどまで広がって垂れ下がり、淡いピンク色をした花を咲かせている。
近くに住む久保智彦さん(78)によると、今年は数日前から気温が上がる中で急に開花が進み、20日現在ほぼ満開。久保さんは「老木となり、昔と比べると枝が少なくなってきているのが寂しいが、今年もきれいな花を咲かせてくれた。市の文化財にもなっているので末永く守っていければ」と話していた。