インフルエンザ激減 10月以降報告ゼロ、和歌山県内
和歌山県内で今シーズンのインフルエンザの感染者が激減している。県健康推進課によると、49の医療機関を対象にした定点観測で患者の報告があったのは、昨年9月の橋本保健所管内の2人のみ。例年ならば流行が本格化している1月中旬を過ぎてもゼロの状況が続いている。同課の担当者は「新型コロナウイルスの感染対策でマスクを着用し、手洗いうがいをまめにしている人が多いことが影響しているのではないか」とみている。
同課によると、1週間ごとに1医療機関当たりの患者数を算出し、「1人」以上で流行の目安としている。「10人」以上で「注意報」、「30人」以上で「警報」ラインとし、さらに注意を促すようにしている。
その年によって前後するが、例年は12月に入ったあたりから流行が始まり、1月中旬から2月にかけて感染のピークを迎える。
感染者の多かった2年前は、第2週(2019年1月7~13日)に医療機関当たりの患者数が「32・57人」で警報ラインを超え、第3週(同14~20日)が「41・00人」、第4週(同21~27日)が「38・24人」だった。
昨年も第2週(20年1月6~12日)が「16・88人」で、以降、第5週(同27日~2月2日)まで「10人」の注意報ラインを超えたままだった。
一方、今シーズンは、昨年第39週(20年9月21~27日)に2人の患者の報告があったのみ。以降、今年第3週(1月18~24日)までゼロの状況が続いている。
例年は学校で感染が広がり、学級閉鎖や学年閉鎖が相次ぐが、今シーズンは1件もない。
全国的にも同様の傾向がみられる。厚生労働省によると、今年第3週に定点医療機関から報告のあった患者数は全国で64人。前年同期の8万3037人から激減した。1定点医療機関当たりの患者数は「0・01人」。都道府県別でみても、最も多い京都府で「0・11人」で、流行の目安となる「1人」に達していない。
同課によると、1週間ごとに1医療機関当たりの患者数を算出し、「1人」以上で流行の目安としている。「10人」以上で「注意報」、「30人」以上で「警報」ラインとし、さらに注意を促すようにしている。
その年によって前後するが、例年は12月に入ったあたりから流行が始まり、1月中旬から2月にかけて感染のピークを迎える。
感染者の多かった2年前は、第2週(2019年1月7~13日)に医療機関当たりの患者数が「32・57人」で警報ラインを超え、第3週(同14~20日)が「41・00人」、第4週(同21~27日)が「38・24人」だった。
昨年も第2週(20年1月6~12日)が「16・88人」で、以降、第5週(同27日~2月2日)まで「10人」の注意報ラインを超えたままだった。
一方、今シーズンは、昨年第39週(20年9月21~27日)に2人の患者の報告があったのみ。以降、今年第3週(1月18~24日)までゼロの状況が続いている。
例年は学校で感染が広がり、学級閉鎖や学年閉鎖が相次ぐが、今シーズンは1件もない。
全国的にも同様の傾向がみられる。厚生労働省によると、今年第3週に定点医療機関から報告のあった患者数は全国で64人。前年同期の8万3037人から激減した。1定点医療機関当たりの患者数は「0・01人」。都道府県別でみても、最も多い京都府で「0・11人」で、流行の目安となる「1人」に達していない。