4年ぶり1億円突破 田辺市のふるさと納税好調
田辺市の「ふるさと納税」が好調だ。昨年度を大きく上回るペースで伸びており、寄付額は4年ぶりに1億円を突破した。市の担当者は「寄付をきっかけに田辺の良さに共感し、リピーターになっていただければうれしい」と話している。
市たなべ営業室によると、昨年4月1日~1月15日の寄付額は1億89万円(6651件)。すでに昨年度1年間の8051万円(5127件)を大きく上回っている。
市への寄付額は、2016年度が過去最多の1億1343万円(9963件)だった。その後、過度な返礼品競争を是正する総務省の通知に沿って返礼品の内容を見直したことなどもあり、17年度9307万円(7672件)、18年度7080万円(4692件)と減少していた。
本年度は寄付額、寄付件数ともに、12月まですべての月で前年度を上回るなど好調。仲介サイトなどを通じ、全47都道府県から寄付が寄せられている。特に4、5月の寄付件数はともに前年同月の1・8倍と多く、新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」の影響も考えられるという。
市の返礼品は163品目。梅酒や梅干しなど梅関連商品への申し込みが多く、上位10品目のうち8品目を占めている。
一方で、本年度は神島高校生が開発した「紀州材のコースター」「梅やきとりのたれ」「梅シラップ」のセット、虫食い材「あかね材」を活用した木工品など、田辺ならではの品も人気を集めているという。
市は寄付金を「熊野古道関連」「環境保全」「ふるさとづくり」「安心して暮らせるまちづくり」「田辺の偉人顕彰」などに活用している。
市たなべ営業室によると、昨年4月1日~1月15日の寄付額は1億89万円(6651件)。すでに昨年度1年間の8051万円(5127件)を大きく上回っている。
市への寄付額は、2016年度が過去最多の1億1343万円(9963件)だった。その後、過度な返礼品競争を是正する総務省の通知に沿って返礼品の内容を見直したことなどもあり、17年度9307万円(7672件)、18年度7080万円(4692件)と減少していた。
本年度は寄付額、寄付件数ともに、12月まですべての月で前年度を上回るなど好調。仲介サイトなどを通じ、全47都道府県から寄付が寄せられている。特に4、5月の寄付件数はともに前年同月の1・8倍と多く、新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」の影響も考えられるという。
市の返礼品は163品目。梅酒や梅干しなど梅関連商品への申し込みが多く、上位10品目のうち8品目を占めている。
一方で、本年度は神島高校生が開発した「紀州材のコースター」「梅やきとりのたれ」「梅シラップ」のセット、虫食い材「あかね材」を活用した木工品など、田辺ならではの品も人気を集めているという。
市は寄付金を「熊野古道関連」「環境保全」「ふるさとづくり」「安心して暮らせるまちづくり」「田辺の偉人顕彰」などに活用している。