和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月20日(金)

道幅の狭さ解消 田辺市中万呂の県道が開通

和歌山県田辺市中万呂の県道上富田南部線
和歌山県田辺市中万呂の県道上富田南部線
バイパスが開通した県道上富田南部線(和歌山県田辺市中万呂で)
バイパスが開通した県道上富田南部線(和歌山県田辺市中万呂で)
 和歌山県田辺市中万呂の県道上富田南部線で、道幅が狭く車両のすれ違いが困難だった区間に2車線のバイパスを設ける道路改良工事がほぼ終わった。延長約600メートル。昨年9月に開通している。

 左会津川に沿った県道で、通学路にもなっているが、以前は1車線だった。県の工事は2013年度から始まり、20年度中に完了する。事業費は約10億円。

 開通したバイパスは車道幅が6メートル(片側3メートル)で、両側に幅2・5メートルの歩道がある。

 県は引き続き田辺市上万呂の熊野橋付近まで道路を改良する計画を立てている。20年度は2億円の予算を計上し、約1・3キロ区間の測量設計をしている。