「キングカモメ」28回目の飛来 南部海岸で越冬中
和歌山県みなべ町の南部海岸で、頭の羽毛が立った特異なセグロカモメ(カモメ科)が今年も越冬のため飛来した。野鳥に詳しい田辺市上屋敷1丁目の川辺淳太郎さん(72)が確認し、5日にカメラで撮影した。
セグロカモメは冬鳥として全国に飛来する。全長約67センチ、翼を広げた長さは1・5メートルある。このセグロカモメは1993年12月に川辺さんが南部海岸で初めて確認し、頭の盛り上がった白い羽毛を王冠に見立てて「キング」と名付けたという。その後も毎シーズン飛来。今シーズンも11月中旬に南部海岸にいるのを見つけた。
最初に記録した時は、すでに成鳥だったといい、年齢は少なくとも31歳以上と思われるという。
川辺さんは「最初に見た時は、まさか28シーズン連続で飛来するとは思ってもみなかった。まるで旧友の健在を認めたようにうれしい思いがして安堵(あんど)した。3月下旬か4月上旬には、繁殖地のシベリアに向けて元気で旅立つように願っている」と話している。
セグロカモメは冬鳥として全国に飛来する。全長約67センチ、翼を広げた長さは1・5メートルある。このセグロカモメは1993年12月に川辺さんが南部海岸で初めて確認し、頭の盛り上がった白い羽毛を王冠に見立てて「キング」と名付けたという。その後も毎シーズン飛来。今シーズンも11月中旬に南部海岸にいるのを見つけた。
最初に記録した時は、すでに成鳥だったといい、年齢は少なくとも31歳以上と思われるという。
川辺さんは「最初に見た時は、まさか28シーズン連続で飛来するとは思ってもみなかった。まるで旧友の健在を認めたようにうれしい思いがして安堵(あんど)した。3月下旬か4月上旬には、繁殖地のシベリアに向けて元気で旅立つように願っている」と話している。