野生の可能性も 白浜に飛来のコウノトリ
個体を識別するための足輪が着いていない国の特別天然記念物コウノトリが和歌山県白浜町に飛来した。5日には同町田野井で日置川の河原を歩いているところを日本野鳥の会県支部会員が確認した。羽の状態から若い個体で、国外生まれの野生個体の可能性もあるという。
県支部会員によると、日置川に飛来した個体は、人慣れしておらず、辺りを警戒しながらサギ類の群れから少し離れて餌を探していたという。
紀南地方には、近年飛来する個体が多くなっており、今年9月にも白浜町と上富田町でそれぞれ1羽ずつ確認された。
会員は「見掛けても近づかず、遠くから静かに見守ってほしい」と呼び掛けている。
コウノトリの保全に取り組む日本コウノトリの会(事務局・兵庫県豊岡市)の情報では、京都府京丹後市網野町の電柱から巣立った3羽には足輪が着いていないため、繁殖地のロシアや中国などで生まれたか、この3羽のうちいずれかの可能性があるという。
県支部会員によると、日置川に飛来した個体は、人慣れしておらず、辺りを警戒しながらサギ類の群れから少し離れて餌を探していたという。
紀南地方には、近年飛来する個体が多くなっており、今年9月にも白浜町と上富田町でそれぞれ1羽ずつ確認された。
会員は「見掛けても近づかず、遠くから静かに見守ってほしい」と呼び掛けている。
コウノトリの保全に取り組む日本コウノトリの会(事務局・兵庫県豊岡市)の情報では、京都府京丹後市網野町の電柱から巣立った3羽には足輪が着いていないため、繁殖地のロシアや中国などで生まれたか、この3羽のうちいずれかの可能性があるという。