ソバの花、秋風に揺れる 田辺市龍神の休耕田
和歌山県田辺市龍神村殿原の休耕田で、NPO「ええとこねっと龍神村」が栽培しているソバが花を咲かせ、真っ白なじゅうたんを敷いたようになっている。花は来週まで楽しめるという。
龍神村で地域活性化に取り組んでいる同NPOが、2015年から特産品作りと休耕田対策としてソバの栽培を始めた。
「日本三美人の湯」のつながりから、龍神村産のそば粉を島根県出雲のそば粉、群馬県の小麦粉と混ぜて「龍神そば」として販売。龍神村甲斐ノ川の飲食店「そばと農園和わく」でメニューとして提供している。
同NPOによると、ソバは地元の農家ら16人の休耕田27枚で栽培中。今年の栽培面積は約2ヘクタールあり、昨年より若干増えているという。8月14日から種まきを始め、作柄は殿原や西ではまずまずだが、甲斐ノ川では不作傾向で種をまきなおした。
殿原の古久保節子さん(75)の休耕田での栽培は今年で5年目。今月10日ごろに白い花が咲き始めた。古久保さんは、スマートフォンで種まきから収穫までを毎年撮影して、アルバムに残したり同NPOに提供したりしている。
古久保さんは「花をつけるこの時季になると、村内外から写真愛好者が撮影に訪れる。今年も台風などの被害がなくて順調に育ってほしいし、龍神そばづくりに頑張ってほしい」と話している。
龍神村で地域活性化に取り組んでいる同NPOが、2015年から特産品作りと休耕田対策としてソバの栽培を始めた。
「日本三美人の湯」のつながりから、龍神村産のそば粉を島根県出雲のそば粉、群馬県の小麦粉と混ぜて「龍神そば」として販売。龍神村甲斐ノ川の飲食店「そばと農園和わく」でメニューとして提供している。
同NPOによると、ソバは地元の農家ら16人の休耕田27枚で栽培中。今年の栽培面積は約2ヘクタールあり、昨年より若干増えているという。8月14日から種まきを始め、作柄は殿原や西ではまずまずだが、甲斐ノ川では不作傾向で種をまきなおした。
殿原の古久保節子さん(75)の休耕田での栽培は今年で5年目。今月10日ごろに白い花が咲き始めた。古久保さんは、スマートフォンで種まきから収穫までを毎年撮影して、アルバムに残したり同NPOに提供したりしている。
古久保さんは「花をつけるこの時季になると、村内外から写真愛好者が撮影に訪れる。今年も台風などの被害がなくて順調に育ってほしいし、龍神そばづくりに頑張ってほしい」と話している。