教育旅行誘致へ補助金倍増 みなべ町が新型コロナ後の対策
みなべ町は、教育旅行誘致促進事業補助金として、1団体最大20万円を補助している事業について、新型コロナウイルス感染症が落ち着き、誘致が可能な状況になった時のため、補助金を2倍の最大40万円とする。本年度当初予算で600万円を計上していたのに加え、600万円を追加し、9日の町議会臨時会で補正予算案が可決された。
事業は、町外からの教育旅行と地域活動の一環としての合宿受け入れ促進を図ることを目的に、2016年度から始まった。
教育活動の一環として、教職員の引率で児童生徒が宿泊しながら行う旅行や、学校・地域のスポーツクラブや文化クラブが実施する合宿で、町内の宿泊施設に1泊以上すること、1団体10人以上(引率者含む)であることが対象。補助金は延べ宿泊数に千円を乗じた額としていた。
今回、町は、新型コロナ後の対策の一環として、一人でも多くの児童生徒、学生に町に来てもらいたい、また、これまで町に宿泊していた教育旅行や合宿の団体だけでなく、新たな団体にも来てもらえるようにとの思いで増額することにした。
「ウエルカムダブルキャンペーン」と題し、補助金は、延べ宿泊数に2千円を乗じた額で、1団体当たりの限度額を40万円に増やした。誘致できる状況になってから実施したいとの考えを示した。期間は来年3月31日までで、その後は元の額に戻す予定。
町によると、過去の補助実績は、16年度が97件(教育旅行8件、合宿89件)で518万1千円、17年度が107件(教育旅行11件、合宿96件)で542万円、18年度が101件(教育旅行8件、合宿93件)で485万1千円、19年度が82件(教育旅行10件、合宿72件)で384万7千円だった。
19年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、1~3月に予定が入っていた野球やバレーボールのクラブチーム、高校弓道部など15件のキャンセルがあった。20年度も4、5月に予定が入っていた大学野球チームなど3件がキャンセルになった。いまは8月に野球のクラブチーム合宿、9月に小学校の修学旅行の申請が1件ずつ入っているという。
事業は、町外からの教育旅行と地域活動の一環としての合宿受け入れ促進を図ることを目的に、2016年度から始まった。
教育活動の一環として、教職員の引率で児童生徒が宿泊しながら行う旅行や、学校・地域のスポーツクラブや文化クラブが実施する合宿で、町内の宿泊施設に1泊以上すること、1団体10人以上(引率者含む)であることが対象。補助金は延べ宿泊数に千円を乗じた額としていた。
今回、町は、新型コロナ後の対策の一環として、一人でも多くの児童生徒、学生に町に来てもらいたい、また、これまで町に宿泊していた教育旅行や合宿の団体だけでなく、新たな団体にも来てもらえるようにとの思いで増額することにした。
「ウエルカムダブルキャンペーン」と題し、補助金は、延べ宿泊数に2千円を乗じた額で、1団体当たりの限度額を40万円に増やした。誘致できる状況になってから実施したいとの考えを示した。期間は来年3月31日までで、その後は元の額に戻す予定。
町によると、過去の補助実績は、16年度が97件(教育旅行8件、合宿89件)で518万1千円、17年度が107件(教育旅行11件、合宿96件)で542万円、18年度が101件(教育旅行8件、合宿93件)で485万1千円、19年度が82件(教育旅行10件、合宿72件)で384万7千円だった。
19年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、1~3月に予定が入っていた野球やバレーボールのクラブチーム、高校弓道部など15件のキャンセルがあった。20年度も4、5月に予定が入っていた大学野球チームなど3件がキャンセルになった。いまは8月に野球のクラブチーム合宿、9月に小学校の修学旅行の申請が1件ずつ入っているという。