「和歌山ゾーン楽しんで」 関西パビリオンお披露目、万博
大阪・関西万博の開幕まで3週間となった23日、関西広域連合の関西パビリオンが報道関係者に披露された。お披露目会で「和歌山ゾーン」を紹介した中瀬雅夫・和歌山県万博担当参事は「伝統文化である寛容の精神を表現し、県と県民が一体となって作り上げた展示を楽しんでほしい」と話した。
「関西パビリオン」では8府県がブースを設ける。このうち、和歌山県の「和歌山ゾーン」は和歌山市出身のデザイナー吉本英樹さんが総合プロデュースし「和歌山百景―霊性の大地―」をテーマに、映像、フード(食)、ステージ(舞台)で魅力を伝える。
和歌山ゾーンに入るとまず目に入るのが、8本林立する高さ4メートルの映像タワー「トーテム」。ロンドンを拠点に活動する映像クリエーターYusuke Murakami(ゆうすけ・むらかみ)さんプロデュースのイメージ映像(約25分間)を流す。
奥にはフードを提供するカウンター席がある。天板やいすは紀州材を使用。フードは有名パティシエの加藤峰子さんが、県内の和菓子店の協力で考案したスイーツを提供する。カウンターの壁面には、田辺市出身のフラワーアーティスト柊早苗さんや吉本さん、県内の子どもたちで作った押し花のアート作品を掲示している。
トーテムに囲まれたスペースはステージとして使う。那智の扇祭りや熊野古道、紀州備長炭などについて、展示したり説明したりする。
和歌山ゾーンの入り口には、富山県出身で新宮市在住の版画作家、番留京子さんの作品が描かれている。「笑顔の山」や八咫烏(やたがらす)などを表現している。
他の各府県の「ゾーン」も、映像や展示など、さまざまに工夫を凝らした企画を予定している。
お披露目式では、関西広域連合企画参事でもある森健夫館長が「関西の良さを味わっていただいて、いいとこやな、回ってみよう、と言っていただけるようにしたい」とあいさつ。参加府県の知事らが各ブースを視察した。
「関西パビリオン」では8府県がブースを設ける。このうち、和歌山県の「和歌山ゾーン」は和歌山市出身のデザイナー吉本英樹さんが総合プロデュースし「和歌山百景―霊性の大地―」をテーマに、映像、フード(食)、ステージ(舞台)で魅力を伝える。
和歌山ゾーンに入るとまず目に入るのが、8本林立する高さ4メートルの映像タワー「トーテム」。ロンドンを拠点に活動する映像クリエーターYusuke Murakami(ゆうすけ・むらかみ)さんプロデュースのイメージ映像(約25分間)を流す。
奥にはフードを提供するカウンター席がある。天板やいすは紀州材を使用。フードは有名パティシエの加藤峰子さんが、県内の和菓子店の協力で考案したスイーツを提供する。カウンターの壁面には、田辺市出身のフラワーアーティスト柊早苗さんや吉本さん、県内の子どもたちで作った押し花のアート作品を掲示している。
トーテムに囲まれたスペースはステージとして使う。那智の扇祭りや熊野古道、紀州備長炭などについて、展示したり説明したりする。
和歌山ゾーンの入り口には、富山県出身で新宮市在住の版画作家、番留京子さんの作品が描かれている。「笑顔の山」や八咫烏(やたがらす)などを表現している。
他の各府県の「ゾーン」も、映像や展示など、さまざまに工夫を凝らした企画を予定している。
お披露目式では、関西広域連合企画参事でもある森健夫館長が「関西の良さを味わっていただいて、いいとこやな、回ってみよう、と言っていただけるようにしたい」とあいさつ。参加府県の知事らが各ブースを視察した。