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【動画】「万博カラー」で幻想的に 大鳥居前でランタン、和歌山県田辺市本宮町

 和歌山県は23日、田辺市本宮町にある世界遺産・熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)にそびえる大鳥居を赤と青の「万博カラー」にライトアップし、約300個のランタンを夜空に浮かべるイベントを開いた。参加者らが幻想的な光景を楽しんだ。

 大阪・関西万博を和歌山から盛り上げようという事業。これまでに和歌山城(和歌山市)や白良浜(白浜町)を赤と青でライトアップしており、高さ33・9メートル、幅42メートルという日本一の大きさを誇る大鳥居も、今月10日から「万博カラー」で彩っていた。

 ライトアップ最終日の23日には、糸が付いたランタンを夜空に浮かべるイベントも開催。辺りが暗くなる中、大鳥居とともに赤と青に光るランタンが幻想的に浮かび上がった。

 家族と参加していた田辺市本宮小学校3年の玉置悠真君(9)は「ランタンがきれいで、とても楽しかった。万博にも行ってみたい」と笑顔を見せた。

 大鳥居は今年5月11日が建立25周年の節目。九鬼家隆宮司は「大鳥居が夜空に浮かぶランタンで彩られたのは初めてで、幻想的で美しかった。万博とともに例大祭や大鳥居25周年も後押ししていただいた」と話した。

万博カラーにライトアップされた大鳥居と赤と青のランタンを夜空に浮かべる参加者(23日、和歌山県田辺市本宮町で)
万博カラーにライトアップされた大鳥居と赤と青のランタンを夜空に浮かべる参加者(23日、和歌山県田辺市本宮町で)
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