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【動画】たくさん遊んでね ナマケモノ赤ちゃん生後半年、遊具贈る、和歌山県白浜

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は28日、昨年8月28日に誕生したフタユビナマケモノの赤ちゃんにハーフバースデー(生後半年)を記念し、新しい遊具などをプレゼントした。

 園で生まれた初めてのナマケモノ。雄。初産だった母親(5歳)は、出産翌日に体調を崩して死んだ。生後1日で640グラムだった体重は、28日現在2500グラムにまで成長している。人工ミルク(ヤギ用)やソラマメやゆで卵をすりつぶした離乳食を食べている。

 園によると、赤ちゃんはこれまで、ほとんどの時間を一定の場所で過ごしていたが、体つきがしっかりしてきたことで活動範囲が広がりつつあるという。

 この成長段階に合わせて飼育スタッフが「HAPPY1/2BIRTHDAY」のメッセージを入れた木製遊具を製作して贈った。

 粗くつぶした野菜などで「1/2」の文字や花の絵を描いた特別プレートもプレゼントした。

 飼育スタッフの上田祐大さん(27)は「母に似て活発。食欲旺盛で筋力がついてきた。成長を感じている」と話していた。

 園では現在、ナマケモノは赤ちゃんを含めて3匹飼育している。全て雄。


新しい遊具につかまってプレゼントの離乳食を食べるナマケモノの赤ちゃん(28日、和歌山県白浜町で)
新しい遊具につかまってプレゼントの離乳食を食べるナマケモノの赤ちゃん(28日、和歌山県白浜町で)
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